’90年代のアメリカ製リーバイス®で再構築した、「オーベルジュ」の新感覚ジーンズ。

昔、買ったヴィンテージデニムが、今ではサイズ的に穿けなくなってタンスの肥やしになってしまっているなんて人もけっこういるのでは? そんなデニムを蘇らせてくれてカスタムオーダーが注目を集めている。

本来のジーンズの意匠やエイジングしたデニムの雰囲気は残しつつ、新たなシルエットやサイズ感のプロダクツとして再生させているのが、オーベルジュの小林学さん。穿けなくなってしまったデニムが現代的なシルエットで蘇る。そんな夢のようなカスタムオーダーが実現するのだ!

穿けなくなったジーンズをカスタムして蘇らせる「 AUBERGE(オーベルジュ)」小林学さん。

20190215_5_01

ヴィンテージとモードを深く理解し、独自のスタンスでコレクションを展開する「SlowGun(スロウガン)」の小林さん。昨年には別レーベルである「AUBERGE(オーベルジュ)」をスタートさせた。そんな小林さんが直営店であるホワイトのみで展開しているのが、ヴィンテージデニムを使ったカスタムオーダーである。

20190215_5_02

「10代からヴィンテージが大好きで、今もいいものがあれば、買っています。ただし、サイズ的に穿けなくなってしまったというケースも多いと思うんです。このプロジェクトは、そんな穿けなくなったジーンズをカスタムすることでもう一度蘇らせようというのがコンセプトです。

個人的に面白いと思っているものが、’90年代にリーバイス®のバレンシア工場で作られていたリプロダクトデニム。つまり復刻モデルです。生機のデニムでよいエイジングしてますし、かなり縮んでいるので、少し手を加えるだけでグッと見た目が変わります。腰帯まで分解してから縫製しますので、前後を違うモデルで切り替えられるんですよ」

後でトーンを変えてバギーシルエットに!【WIDE-TYPE】

20190215_5_03
20190215_5_04

501はセルビッジを配しているためアウトシームを触れず、独特な窮屈感があるのでそれ らを解消したカスタム。ウエストベルトの下にマチを入れ、腰周りにゆとりを持たせてインシームに生地を足し、今の気分に合わせたワイドシルエットに変更した。3万7800円

深い股上を活かした自然なブーツカット仕様!【BOOTS CUT-TYPE】

20190215_5_05
20190215_5_06

バレンシア製の501がベース。ウエストベルト脇にマチを入れ、ジャストサイズでも腰周りの窮屈感を解消。深い股上でも動きやすいように股にもガゼットをプラス。本来は太めのストレートシルエットだが、トレンドの兆しがあるブーツカットに変更。3万7800円

【問い合わせ】
ホワイト代官山
TEL03-3770-5931
http://www.slowgun.jp

伊勢丹メンズ館7Fにて2019年3月に期間限定で開催されるリーバイス®クリエーションにオーベルジュも参加! ※終了※

20190215_5_07

伊勢丹新宿店メンズ館7階で2019年3月6日~3月19日まで『リーバイス®クリエーション』が開催される。リーバイスが自社でリペアしたAUTHORIZED VINTAGEをベースに、オーベルジュ、エンジニアドガーメンツ、モヒートの3ブランドがそれぞれの解釈で再構築したスペシャルなアイテムが並ぶ。小林さんに直接オーダーできるまたとない機会なのでお見逃しなく!

【問い合わせ】
伊勢丹新宿店
TEL03-3352-1111(大代表)

(出典/「Lightning 2019年3月号 Vol.299

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

これまでで一番“アイビー”なクラークス誕生! 2026年春夏の新作にペニーローファーやボートシュー ズも登場

  • 2026.04.27

「クラークス」が2026年春夏の新作として発表した「デザートアイビーコレクション」。ブランドのアイコンである[デザートブーツ]や[ワラビー]、[デザートトレック]はアイビーらしい配色に落とし込まれ、アイビーの定番靴であるペニーローファーやボートシューズも顔ぶれに加わる。英国、アメリカ、日本。各国のカ...

Pick Up おすすめ記事

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...