「フェローズ」の新作は原点回帰。アメリカ開拓時代に思いを馳せる秀逸デニム誕生!

履きこむほどに自分のライフスタイルが刻まれていくデニム。インディゴ染めならではの色落ちや、生地の縮みやねじれまで、これほど愛着がもてるウエアはそう多くない。

いわゆる完全レプリカとは一線を画し、トレンドに左右されずジャパンデニムを世界に発信し続けるフェローズも、そんな育てがいのあるデニムをつくるブランドのひとつ。今シーズン発売のフロンティアシリーズは、ワークウエアの原型ともなる1800年代後半、アメリカ開拓時代に活躍していただろうウエアをフェローズらしく再構築したシリーズだ。

原点回帰の意味を込めた「フロンティアシリーズ」。

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「フェローズ」安藤さん

フロンティアシリーズは、アーリーアメリカンをイメージしたウエアも展開する。

「原点回帰の意味も込めて、フェローズの数ある定番品のプロトタイプ的な立ち位置として企画したのが、このシリーズ。とはいえ同じワークウエアをリプロダクトするのではなく、あくまでもファッションウエアとして、着丈やシルエットなどにフェローズらしいアレンジを加えています」

ヴィンテージを熟知する企画の安藤さんは、改めて当時の時代背景を検証し、ディテールを踏襲しながらもフェローズらしい新たなモノづくりを目指している。

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デニム生地はこのフロンティアシリーズのためにオリジナルで作ったもので、ジャケット、パンツも通常のフェローズのアイテムたちとは、ひと味違う経年変化が楽しめそうだ。

「生地はもちろん、単針による縫製や運針のちょっとしたニュアンスで、アイテム全体の表情が大きく変わってしまいます。また当時の生地や縫製仕様などは、堅牢なワークウエアとして生まれたもの ですが、作業効率などが考慮されていたり、目に見えないディテールの中でも学ぶべきところはたくさんあります。もともとシンプルなデザインではあるので定番性の高いものにしていきたいですね」

クラシカルなテーラードスタイル【100WJ】

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ワークジャケットの原型とも言われるサックコート。やや着丈が長くウエストを絞り、緩やかなAラインに仕上がっている。ワンウォッシュ3万3480円、ヴィンテージウォッシュ4万3200円

当時のデニムブラウスの現代的解釈【100WB】

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ワークウエア黎明期の仕立ての名残である本縫いの単針ミシンによる折り伏せ縫いを基本に縫製されたデニムジャケット。ワンウォッシュ3万2400円、ヴィンテージウォッシュ4万2120円

時代設定はアメリカ西部開拓時代最終期【100WS】

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フロントポケットが左右非対称、通称ガチャポケ仕様のシャンブレーシャツ。5.5ozのセルビッジ生地を使用している。1万9440円

尾錠付きのヘリテージスタイル【100WO】

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バックシンチ、サスペンダーボタンが装備された5ポケットパンツ。ラウンドしたバックポケットのデザインが特徴的。ワンウォッシュ2万4840円、ヴィンテージウォッシュ3万4560円

【DATA】
フェローズ
TEL03-5725-9577
http://www.pherrows.com

※掲載情報は取材時のものです。

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(出典/「Lightning 2019年3月号 Vol.299」)

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ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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