寺門ジモンさんが厳選! 東京の絶品ステーキ【レジェンド編】外せない3選。

肉といえば、やはりこの人! 世界中の肉料理を食べてきたミートソルジャー・寺門ジモンさんが「ウマい!」と太鼓判を押す、東京のステーキハウスやレストラン、焼肉店の絶品ステーキをご紹介。「レジェンド編」では、肉選びから下ごしらえ、焼き方まで、どれをとっても一級品の名店をセレクト。肉を焼くというシンプルな料理だからこそ、職人の技とこだわりが光る芸術的な一皿、ぜひ味わってみてほしい。

1.高温竃で濃密な旨みを引き出す「三田牛竈炭火焼 ウェスタ」

001

「ウェスタ」とはローマ神話に登場する竃の女神。彼女に仕えた乙女にちなみ、この店では但馬牛を素牛とする三田牛の処女牛のみを扱っているのだそう。契約牧場でステーキに最適な牛を直に見極めるという徹底ぶりには、ジモンさんも舌をまく。

002

そんな極上肉を焼き上げるのは、お店のシンボルでもある高温の竈と厳選された紀州備長炭。熱伝導率の高い炭素鋼の金串を打つことで肉の内部からも熱を伝え、短時間で外はカリッと香ばしく、中はやわらかくジューシーな仕上がりを実現している。熟練の職人が脂のはぜる音で判断する焼き具合は、まさに絶妙。サーロインもヒレも味が濃く、噛むほどにじゅわ~っと溢れ出す肉の旨みがたまらない!(料理は好みに応じて3万円から)

003

【DATA】
三田牛竈炭火焼 ウェスタ(さんだうしかまどすみやき うぇすた)
住所/東京都中央区日本橋3-8-13 華蓮日本橋ビル1F
TEL03-6262-3355
営業/12:00~クローズタイムなし(L.O.22:00、日祝日L.O.21:00)
休み/なし
http://www.vesta-tokyo.com/greeting.html

2.厳選肉を手間ひまかけて焼き上げる「西洋料理 島」

04

ヨーロッパで修行後、京都の都ホテルやステーキ専門店「京都ゆたか 東京店」で腕を磨いたシェフが手がけるステーキは、ジモンさん曰く「人生が一変する!」ほどのおいしさ。

トリミング

今回オーダーしたのは、程よくサシが入った特選太田牛のヒレステーキ(150gで1万円から。通常は夜のコースメニューで1万6000円。すべてサービス料別)。

06使用shi_013にくメイン---

まず肉の余分な脂身や筋などを丁寧に取り除き、精製塩と荒塩の2種を使って塩コショウ。それを串に刺し、専用の炉で回転させながら備長炭でじっくり香ばしく焼き上げていく。

07使用shi_011肉やいてるとこ

その間、シェフはつきっきりで火加減を調整。これ以上ないベストな頃合いで提供してくれる。そのまま食べても美味だが、これを醤油とわさびでいただくのが島流。一皿入魂のステーキ、心ゆくまで堪能したい。

【DATA】
西洋料理島(しま)
住所/東京都中央区日本橋3-5-12 日本橋MMビルB1F
TEL03-3271-7889
営業/12:00~13:00(L.O.)、18:00~21:00(L.O.)
休み/日曜

3.丹念に仕込んだ最上級肉でお出迎え「スタミナ苑」

jimon &niku

世界的レストランガイド「ザガットサーベイ」で東京一に輝いた、誰もが認める焼き肉界の横綱。その人気を支えているのは、「納得のいかない肉が届いたら返品する」というほどの肉への情熱。牛肉の格付けで最高級とされるA5ランクの肉の中でも最上クラスの肉だけを仕入れ、それを問屋で熟成させて食べごろを見極めるのだという。さらに、肉の部位や状態に合わせて10種類以上の包丁を用意し、切り分けているというからすごい。

しょうゆ

ジモンさんが「肉の聖地」と称える理由はここにある。秘伝の醤油ダレに漬け込まれた霜たっぷりのサーロインやヒレ(ともに時価)を自分好みに焼き上げ、わさびをたっぷりとつけて口に入れれば、そこはもう天国!

やき

wasabi

【DATA】
スタミナ苑(すたみなえん)
住所/東京都足立区鹿浜3-13-4
TEL03-3897-0416
営業/17:00-23:00(月曜・水~金曜)、16:30-23:00 (土日祝)
休み/火曜、第3水曜(第3月曜の週の水曜)
http://www.sutaminaen.com

 

それぞれ個性は異なるけれど、どのお店のステーキも間違いのない逸品ぞろい。「とにかくおいしいお肉が食べたい」「ちょっと贅沢してみたい」……そんなときには迷うことなく駆けつけるべし!

▼こちらもおすすめ!

寺門ジモンさんが厳選! 東京の絶品ステーキ【ワイワイ編】外せない3選。

寺門ジモンさんが厳選! 東京の絶品ステーキ【ワイワイ編】外せない3選。

2022年06月13日

寺門ジモンさんが厳選! 東京の絶品ステーキ【エイジング肉編】外せない3選。

寺門ジモンさんが厳選! 東京の絶品ステーキ【エイジング肉編】外せない3選。

2022年06月13日

(出典:『別冊Lightning Vol.163 ステーキ本』)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...