▼自腹リノベーション企画これまでのお話
“ROCK”岩切とは?
「カリフォルニア工務店」クリエイティブ・ディレクター。お堅いイメージの一級建築士ながら、根っからのカリフォルニアスタイルを体現する。カリフォルニア工務店を取り仕切り、住宅設計からカフェの内装、ガレージ作りまで全国津々浦々を駆け巡る。「カッコいいモノがないなら作ってしまえ!」というロックな思考の持ち主。
ラフスケッチを描いて「どんなカタチにするか?」を再確認
向かった西海岸でロック岩切が面会したのは、現地で活躍する女性2人による建築事務所「デザイン,ビッチーズ」(designbitches.com)。彼女たちとのコラボ企画として、“CHIGASAKI HOUSE”を完成させようというわけだ。
「デザイン,ビッチーズ」との打ち合わせ前に、まずは自分が望む『家のスタイル』をしっかりと考えてみる。自身のライフスタイルを落とし込んだ、理想の居住空間を実現させるため、ラフスケッチを描いてみた。
これがロック岩切の“夢の居住空間”ラフスケッチだ!
既存の空間は活かしつつも、やはり趣味であるサーフィンに優しい居住空間にしたい! そんなコンセプトがしっかりあるだけで、おのずと家の理想的スタイルが見えてくる。サーフィンのことを考えてウッドデッキを設けたり、サーフボードやバイクなどをいじる&収納するガレージを設置したり……夢が広がる広がる!
「デザイン,ビッチーズ」により、理想のライフスタイルがさらに具体的に
上記のラフスケッチとともに、「デザイン,ビッチーズ」とのミーティングに臨んだロック岩切。彼女たちが、スケッチを基本に提案してくれたデザインがこちら。
緑に覆われて(飲み込まれて?)いる庭部分。そこをしっかりと再構築した。勝手口部分にタイルを敷き詰めた野外シャワーを設け、屋内を汚さずに済むようにサーフィンから帰ってきてもその場で浴びられる構造になっている。そしてカバードポーチや芝生を敷き詰め、仲間同士でBBQなど楽しめるようにファイヤーピットまで設置!
外壁はカリフォルニアスタイルな色使いへ!
西海岸らしくクリーンでポップなデザインを得意とする「デザイン,ビッチーズ」だけあり、外壁もカリフォルニアスタイルなものになった。彼女らが手掛けた様々な建築デザインを見れば、そのテイストは一目瞭然だ。
だんだんと全体が見えてきた“CHIGASAKI HOUSE”。このあと、どうやって進めていくのか? 建築士の自腹リノベーションプロジェクト、次回へ続く……!
カリフォルニア工務店公式サイト/http://www.cal-co.jp/
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