ジャッキー・チェンがやってきた! ファン感涙の『ベスト・キッド:レジェンズ』舞台挨拶

映画『ベスト・キッド:レジェンズ』が8月29日より上映が始まった。上映に合わせてジャッキー・チェンが来日し、29・30日の2日間で5つの映画館にて11回もの舞台挨拶に登壇した。舞台挨拶行脚のラスト回となった30日夜のTOHOシネマズ 日比谷に、その尊顔を拝むべく4人のジャッキーマニアが突入した!

8月30日、TOHO シネマズ 日比谷に舞台挨拶で登壇したジャッキー・チェン

『ベスト・キッド』シリーズのレジェンドスター2人が共演

昨年公開の『ライド・オン』から2年連続してやってきたジャッキー。狂熱の舞台挨拶のレポートの前段として、『ベスト・キッド:レジェンズ』について解説したい。

本作は世界的大ヒットを記録した、ベスト・キッドシリーズの最新作である。第1作『ベスト・キッド』(1984年)は不良グループのいじめを受ける主人公、ダニエル・ラルーソ(ラルフ・マッチオ)が空手の達人・ミヤギと出会い独特の修行で心身ともに成長し空手大会でいじめの相手に勝利するという青春物語。そして、2010年にリメイクされた『ベスト・キッド』は中国を舞台に、主人公、ドレにカンフーを教える師匠のハンをジャッキー・チェンが演じた。

初代『ベスト・キッド』から40年あまりを経た本作では、主人公のベン・ウォン(リー・ウォン)を鍛える師匠としてこの2人のレジェンドが共演するのだから、注目が集まらないわけはない。

『ベスト・キッド』とジャッキー・チェンの大ファンの熱い期待に応え、上映日に合わせてジャッキーが来日、前代未聞の11もの舞台挨拶が実現した。

当然のごとく、各映画館での舞台挨拶の上映会は満員。御年71歳のジャッキーは観客の歓声に満面の笑顔で応え、健在ぶりを存分に見せつけた。

リーを鍛えるのは、ミスター・ハンとダニエル・ラルーソの2人の師匠。シリーズお馴染みのユニークな訓練方法にも注目

ジャッキーの映画を観て育ち、ジャッキーとともに歳を重ねてきた

いよいよ本題である狂熱の舞台挨拶の様子をレポートしよう。語るのは、ファンダムプロデューサーのゴリラ、そのゴリラとジャッキー・チェン啓蒙活動ユニット“スクール・オブ・ジャッキー”を組むポリゴン太、ジャッキーのモノマネタレントのジャッキーちゃん、そして、ジャッキーを人生の師と仰ぐ、コメディアンの与座よしあきの4名! レジェンドスターのオーラを浴びた直後とあって、感情がだだ漏れしているところはご愛嬌。

ジャッキーを敬愛し洋画ポップカルチャーの魅力を語り描くゴリラ。自身のYouTubeチャンネル「Gorilla Spot」にて本記事の4人による感想戦を公開している  https://youtu.be/AmC2-jtgzSw
ゴリラとともにジャッキーの魅力を喧伝している、ポリゴン太
ジャッキーに会えて感極まる与座よしあき(左)と、ジャッキー・チェンと“共演”を果たしたジャッキーちゃん(右)

ゴリラ たった今、舞台挨拶が終わりました。まずは与座さん、いかがでした?

与座 40年ぶりにジャッキーを生で見られて…! (自分に)気づいて指をさして、手を振ってくれた瞬間、俺は40年間溜まっていた想いがあふれて涙腺が壊れてしまいました(泣)。

ゴリラ 大号泣でしたね、想像以上に!

与座 自分でもびっくりして…(完全に泣きはらした顔)。

ゴリラ 奥さんが手描きしたジャッキーTシャツを着て参加したんですよね? そのシャツをジャッキーに見せられたんだから、最高のお土産になりましたよね。

与座 そうなんです。しかも今朝、4歳の娘が「パパ、気をつけてね。ジャッキーは強いからね。でも泣いてもいいよ」って送り出してくれて…。その言葉を思い出したら、号泣してしまいました。今は落ち着きましたけど、頭もちょっと痛いくらいです。

ポリゴン太 記事に書くなら「与座さんの涙」ですね。本当にそれが今日のクライマックスだった。最大のハイライトはジャッキーよりも与座さんが泣き崩れたこと(笑)。

与座 僕、多分こんなに泣いたのは『ファインディング・ニモ』以来かも。

一同 (爆笑)

ポリゴン太 ジャッキーはやっぱりすごいサービス精神だったよね。1つの質問に5個ぐらい答え返したり、声援に応えまくってさらに歌ってくれたり!

ゴリラ 去年より若返ってなかった? 肌つやとか体つきとか。

ポリゴン太 俺も思った。71歳だからもっと年相応かと思ったら、むしろ若返ってた。

ゴリラ 体つきもシュッとしてて、あのシャツの下に「Wom!」(※1)って感じの身体が隠れている気がしましたもん。

※1…日焼けした細マッチョな上裸のジャッキーが眩しい、『ファースト・ミッション』(1985年)公開時のPRポスターに記されたキャッチコピー。

与座 それに、ジャッキーの答え方から「71歳なりの終活」みたいな雰囲気も感じたんだよね。

ゴリラ なるほど。2010年の記者会見と比べても、当時はやんちゃでマイクいじったりしてたけど、今回は「次の世代へ」っていう言葉を強く感じたな~。俺たちチビっ子だったファンがおじさんになっていることがジャッキー自身にも響いてるんだなって感じた。

ポリゴン太 そうそう。出てくる言葉が「年を重ねた人だからこそ」って感じだった。

与座 ステージに出てきた時に「みんな僕を見て育ったんでしょう?」って笑顔で言ってくれて。「知ってくれるのー!?」ってすごくうれしくて!

一同 そそそそ!!!!(笑)

与座 「そうなのーっ!!」って。それを僕らが子供にもつなげていることがジャッキーにもちゃんと伝わっていて、もう!(泣笑)

ゴリラ 俺、子供の頃に、ジャッキーが香港のチビっ子たちに功夫を教えているのを雑誌で見てめちゃくちゃ憧れて「俺もあなたに育てられたい!」って。

一同 わかるーっ!

ゴリラ だから今日「僕で育ったんでしょ?」って言われて…。それも『ベスト・キッド:レジェンズ』っていう、ジャッキーがキッドを成長させる映画の舞台挨拶で! その気持ちが報われたっていうか。

与座 そうそう! 相当ファンのことを大事にしてないと言えないですよね。40年以上の歴史と絆がジャッキーと俺たちファンの間にあるからこそですよね。

70歳を超えても相変わらずのジャッキー! 20年後の再会も…!?

ステージにジャッキーちゃんが登壇し、ジャッキーの拳を受けるという大役を果たした

ゴリラ サプライズゲストでジャッキーちゃんが登壇! ジャッキーちゃんは今回の舞台挨拶どうでした?

ジャッキーちゃん また「ハジメマシテ」(※2)って言われたネ(笑)。でも、ジャッキーとかけ合いできたのは最高だっタ。

※2…ジャッキーちゃんは『スキップ・トレース』(2017年)のPR時と『ライド・オン』(2024年)の舞台挨拶などでジャッキー本人と共演している。

与座 本当感動したな~。自分のジャッキー友達が“手形式”(※3)の手伝いをしてジャッキーの拳を受けとめるなんて…!

※3…ジャッキーは映画の舞台挨拶の壇上で手形を作っている。昭和、平成、令和の3つの時代の手形を取った唯一のハリウッド映画スター

ジャッキーちゃん ボク、武術やってるから受け手の心得して構えたけど、それでも「ドン!」ってもっていかれたヨ。ガチめにキタ(笑)!

ポリゴン太 じゃあ女性スタッフだったら…?

ジャッキーちゃん ダメダメ! 吹っ飛んでたヨ(笑)!

ゴリラ しかも手形つけたあと、その粘土板をジャッキーちゃんに放り投げてましたからね(笑)。

ジャッキーちゃん 怖いヨ、あの役目!

与座 ジャッキーは気軽な茶目っ気だろうけど、配給会社やスタッフからしたら「これ1個しかないのに…!」っていう(笑)。

ジャッキーちゃん ハァァァ…ッ!?(顔マネしながら)

ゴリラ ホント相変わらずテレビでもよく観てきた“ジャッキー”だったな~。

与座 本当に元気でしたよね。70を超えてあの声量。マイクなしでも通る声ってすごい。

ゴリラ 体の厚みもあって、全然衰えてない。「20年後も日比谷に来る」って言ってたし。90歳のヨボヨボジャッキーの小芝居つきで(笑)。

ポリゴン太 その時は我々が70歳! 本当にジャッキーは変わらず舞台に立ってるかもしれないね。

ジャッキーちゃん イケルイケル! だって今日の熱量見たらそう思えるヨ。

ゴリラ そうだね。最後に「ボク、ガンバリマス!」って、もう何十年も聞いてきたお馴染みのセリフで締めくくるジャッキー。それも、映画を映画館で観てもらうこと、それが映画界全体の未来につながること、その願いと想いを語った最後に頭を深く下げて。

与座 そして僕は涙…(笑)。

ゴリラ 与座さんの涙、ジャッキーのサービス、サプライズのジャッキーちゃん、もう盛りだくさんの舞台挨拶でした!

『ベスト・キッド:レジェンズ』

『ベスト・キッド:レジェンズ』
全国の映画館で大ヒット上映中!
●監督:ジョナサン・エントウィッスル(「このサイテーな世界の終わり」)
●脚本:ロブ・ライバー(『ピーターラビット』)
●製作:カレン・ローゼンフェルト(『プラダを着た悪魔』)
●エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー(『ブレア・ウィッチ』)、ラルフ・マッチオ(『ベスト・キッド』『コブラ会』)
●出演:ジャッキー・チェン(『ベスト・キッド』 (2010))、ラルフ・マッチオ(『ベスト・キッド』(1984))、ベン・ウォン(『アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記』)、ジョシュア・ジャクソン(『オーシャンズ11』)、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン(『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』)
●オフィシャルサイト:https://www.bestkid-legends.jp
●オフィシャルSNS(ハッシュタグ:#ベスト・キッド)
X:https://x.com/SonyPicsEiga
ソニー・ピクチャーズ公式Instagram:https://www.instagram.com/sonypicseiga/
ソニー・ピクチャーズ公式TikTok:https://www.tiktok.com/@sonypicseiga

この記事を書いた人
昭和50年男 編集部
この記事を書いた人

昭和50年男 編集部

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50(1975)年生まれの男性に向けて、「ただ懐かしむだけでなく、ノスタルジックな共感や情熱を、明日を生きる活力に変える」をテーマに、同世代ならではのアレコレを振り返ります。多彩なインタビューも掲載。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

こだわりの最上級へ。リングを複数繋いで作られるブレスレットは、究極の贅沢品

  • 2026.03.17

創業から29年にして新たな局面を迎え、“地金から新たな素材を作り出す”という手法に行き着いた「市松」。『自在地金屋 無双』をその名に掲げて作られたブレスレットは、一点一点手作りでサイズのブレが生じるためリミテッドモデルとして製作。放たれるただならぬオーラは、職人の工夫と根気によるものだ。 誠実に地金...

Pick Up おすすめ記事

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

革に銀!? カービングに鉱石を使って色彩を与える独自の技「ジ・オーア」の革ジャンとレザーアイテム

  • 2026.03.30

伝統的なレザー装飾技法であるカービングに鉱石を使って色彩を与える、アツレザーワークス独自の技、“The Ore(ジ・オーア)”。技術を磨き上げた匠が生み出す唯一無二のオリジナリティを紐解く。 伝統技法が交差する唯一無二の手仕事。 代官山にあるアトリエを拠点に、クラフトマンの繊細な手仕事が光るレザープ...

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...

今季のテーマは“Preppy in the Sun”! 春の到来にピッタリな「ゴールデンベア」のラインナップを紹介

  • 2026.03.18

デイリーなアメリカンカジュアルウエアを得意とする「ゴールデンベア」。“Preppy in the Sun”をテーマに掲げる今季のコレクションでは爽やかな風吹く春の到来を告げる、涼しげなラインナップを展開する。 フレンチリネンの着心地とオレンジが活きる春 主役は淡いオレンジのシャツ。フレンチリネンを1...

理想を詰め込んだ名門・麻布テーラーの至極のブレザースーツ。まさにこれが長く愛用できる“一張羅”だ 

  • 2026.03.16

チープシックとは、ただお金をかけずにファッションを楽しむことではない。自分にとっての“一張羅”とも呼べる一着を持ち、長く愛用することこそがその真髄である。理想のデザインを具現化し、身体にも馴染む。パーソナルオーダーの名門・麻布テーラーで“とっておき”を仕立てよう。 麻布テーラーのオーダーメイドでチー...