高円寺を古着の街としてメジャーに押し上げた立役者と言えばココ。

多くのヴィンテージストアが軒を連ねる東京・杉並区高円寺。関東屈指の古着の街として知られるこのエリアを象徴するかのように、ジャンルや年代を問わず幅広いヴィンテージを楽しめるのが、SAFARIだ。

東京ヴィンテージを象徴する重要拠点。

東京・高円寺のSAFARIは、東京を代表する古着の街でもひときわ存在感を放つ名店だ。このエリアに複数の系列店を展開するが、なかでもヴィンテージファンにとって本店的立ち位置となる1号店は、旬のヴィンテージが充実する中心的存在。

店内にはミリタリー、ワーク、スポーツ、レザーなど幅広いカテゴリーのアイテムが並び、その物量と質の高さは、まるでミュージアムのような見応えを誇る。そのため国内外のヴィンテージバイヤーや著名ブランドのデザイナーが足を運ぶことも多い。

希少な個体を探すコレクターにとっても重要なスポットであり、「ここに来れば何かが見つかる」と思わせる懐の深さと多彩なラインナップは圧巻だ。今やSAFARIは高円寺のみならず、東京のヴィンテージカルチャーを牽引する優良店のひとつ。ヴィンテージ好きなら外せない必訪のストアである。

店内はミリタリー、スポーツなどある程度ジャンルごとに区分けされており、その集められた量は都内屈指。ヴィンテージの一点もの感を忘れさせてくれるほど充実したセレクトを誇るラインナップだ。

ヴィンテージミリタリーに関してはフライトジャケット、アーミーもの、そしてヨーロッパものなど、ジャンルを超えて幅広く揃っているのも嬉しいポイント。ヴィンテージを選べる楽しさも格別だ。

【DATA】
SAFARI
東京都杉並区高円寺南3-57-4 ベルシャトウ高円寺1F
Tel.03-5378-9230 PM1-PM8
https://e-safari.co.jp

見つけ出す感覚がたまらない宝探し感。圧倒的ラインナップから厳選して紹介しよう

unknown 1960s SOUVENIR JACKET

ほぼデッドストックのスーベニアっジャケット。いわゆるベトジャンと呼ばれる「VIET-NAM」の刺繍が入れられる。袖には躍動感のある龍が両サイドから飛び出すように配置され、フロントには舞妓が配された珍しいパターン。¥440,000_

unknown 1960 SOUVENIR JACKET

通称、両A面と呼ばれる裏表ともに前後の刺繍の入ったスカジャン。中綿入りのボディを使用しており、右胸にはカタカナで「DAVE デーベイ」と、着用者の名前が刺繍された当時のオーダーもの。褪色したブルーもヴィンテージ感満載。参考商品

U.S.NAVY 1944 N-1

本来ジャングルクロスを使用しているデッキジャケットだが、こちらはライトクロスと呼ばれるピケ素材を使用して作られたモデル。製造個体が極めて少ないモデルだ。¥154,000_

U.S.AIRFORCE 1984 MA-1

MA-1にしては比較的、後年式だが、グランドクルーと呼ばれる地上作業を行う際に着用するモデル。防風フラップ部分が縦ステッチ個体は希少なモデル。ALPHA社製造。¥110,000_

U.S.NAVY 1942 RAIN PARKA

ゴム引き素材を採用したレインパーカ。のちのモデル37J4へと受け継がれる以前の個体。当時のハイテク素材として使用され、実用性も高かったはず。¥66,000_

U.S.ARMY 1940s M-43

1940年代に作られたフロッグスキンHBTパンツ。ダメージのないミントコンディションで残されているのは珍しい。特有のエイジングが最初から楽しむことができ、当時の生地感やディテールも鮮明に伝わる貴重な個体。ヴィンテージならではの魅力を存分に味わいたい。¥330,000_

U.S.ARMY 1960s FATIGUE PANTS

軽量でタフなブッシュポプリン素材のファティーグパンツ。いわゆるベイカーパンツと同じくスクエアなパッチポケットデザインこのモデルの特徴。¥59,400_

U.S.ARMY AIR FORCE 1945 B-15A

ややオフセットされたフロントファスナーや胸部分にレザーの三角タブが装備されているのがこのモデルの特徴。EXCEL GARMENT MFG製。¥264,000_

(出典/「CLUTCH Magazine 2026年5月号 Vol.103」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

Pick Up おすすめ記事

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...