あなたにとってレッドウィングとは? 9人のRED WING愛好家が語る魅了されるワケ。|「SKOOB」笹野康二

タフなメイドインUSAの象徴であり、普遍的なデザインを貫くRED WINGは、ファッション業界でも多くのファンを持っている特別な存在だ。ここでは9人のRED WING愛好家にクローズアップ。その愛用品や想いを聞いていこう。今回は「SKOOB」笹野康二さんにお話を伺った。

シューズ作りの人生に導いてくれたブーツ。|「SKOOB」Director 笹野康二

2017年にファクトリーシューズブランド、SKOOBを仲間と共に始めた笹野氏。愛用するRED WINGはスウェードのエンジニアブーツ。10代の頃に憧れたブーツを手に入れるまで紆余曲折あったが、手に入れてみて改めてRED WINGの凄みが理解できたという。

「学生の頃は定価以上のプレミア価格で販売されていて、とても買えるような値段ではありませんでした。特にスウェードのエンジニアは、好きなミュージシャンが履いていたこともあって、いつか買いたいと思っていたくらい。いざ買おうと決心した頃、どうしても1990年代のあのシルエットのモデルが欲しくて、コンディションの良い中古を探しました。実際手にすると、製法やパターンの違いなど作りの奥深さがあってとても勉強になりました。靴作りの道に進んでいなければそんなことも考えもしなかったんでしょうね」

RED WINGのように定番として残るものを作っていきたい。

スウェードエンジニアの「8268」は笹野氏が10代の頃に憧れた1990年代前後のモデルを中古で探して手に入れたもの。シャフトがやや細めで全体的にすっきりとしたシルエットが好みだという。

ソール交換やリペア、カスタムはしていないがベルトが伸びてしまい自分でベルトの穴を追加。この年代はベルト位置がやや低く設定されパンツの裾で隠れないのもお気に入りのポイントなのだとか。

これまでに彼が手掛けてきたシューズのラインナップの中に当然エンジニアブーツも存在する。上質な馬革を使用し、美しいエイジングを見せるブーツは、業界内外でも評価は高くファンも多い。

ワークブーツからドレスルックなシューズまで幅広く手掛ける笹野氏。RED WINGがこれまでにこの世に輩出してきた定番靴たちのように後世に残り、長く愛される定番靴を作っていきたいと話す。

(出典/CLUTCH Magazine VOL.101 2025年11月号」)

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