ヴィンテージに惹かれつつも行き過ぎないミックスコーデ。
「自分のライフスタイルに合い、馴染むものを選んでいる」と話す岡本さん。基本的には旧いものや、削ぎ落とされた不変的なデザインでありながら完成されていない味わい深いアイテムに惹かれるという。ヴィンテージモーターサイクルやワークスタイルに凝り固まらず、コスプレ感が強く出ないようほどよくミックスしたスタイルを心がけているようだ。
岡本直さんの愛用品を紹介。
Langlitz LeathersのShooting Vest。シューティングディテールを装備したレザーベストで、1950年代の証でもあるグリーンタグが付けられている。
CHROME HEARTS に特別に作ってもらったベルト。いまから十数年前、501XXに合わせて迫力を出すように革から選び、ベルト幅も2インチにカスタムした。
1950sにカスタムされたエンジニアブーツをベースに作った日本限定モデル。ハーレーのオーナメントを忠実に再現し装着した。
ヴィンテージのRay-Ban。革巻きのシューターは、使うほど深まる色つやと滑らかな質感。チェンジャブルレンズが特徴。
生まれ年のROLEX GMT-MASTER(Ref.1675)。バイクに乗る時もつけているので2回風防を割るも、リペアしながら大切に使っている1本。
1950sのAMAのリングとLanglitz Leathers,のカレッジリング。イエローゴールド×オニキスのシンプルかつ上品なデザイン。
(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)
Photo by Hiroto Yorifuji 依藤寛人 Text by Tamaki Itakura 板倉環