ヴィンテージは年代よりも、どう楽しむかが指標。
1960s U.S. Navy JACKET WINTER FLYNG SUIT
ミリタリージャケットのヴィンテージとしてはそれほど旧いモノではないが、仙台の古着店リアルモンキーでこれを見つけたときに、むき出しのスナップボタンや、セージグリーンよりも明るいグリーンの色が、力の抜けたミリタリー感を出していて、それがやけに新鮮に見えて購入。タグにはMIL-S-18342Bとある。いわゆるWEPと呼ばれるミリタリージャケットで、1960年代のものだと推測される。
1940s MONTGOMERY WARD 101 Denim Jacket
盟友のジップ・スティーブンソンに「おまえのサイズだ」と半ば無理矢理購入させられたという記憶があるデニムジャケット。そのときは特別欲しいアイテムではなかったが、今思えばこのときに手に入れておいて良かったなと思わせる1着。今ではとんでもないプライスで取引されているモデル。といってもこれは完品ではなく、背中のシンチが切られていたり、ところどころリペアされるなど、前オーナーの歴史を感じるところが逆に好きだったりする。
1970s BULOVA COMPUTRON
もう10年近く前に、カリフォルニアのローズボウル・フリーマーケットで久しぶりに再会した タツヤ氏のブースで売っていたBULOVA。ゴールドのボディに真っ赤なLEDで時刻を表示する、発売当時としては先進的なモデルで、今見るとライターみたいなデザインが悪くない。当時の近未来的な発想がすばらしく、これは本来の腕時計としてではなく、アクセサリー的な感覚で身につけようかと手に入れた。
Unknown Vintage Work Pants
かつて札幌にあった伝説の古着店であるペールフェイスにジップ・スティー ブンソンといっしょに行ったときに、ショーケースに入っていたワークパンツ。ディテールはCAN’T BUST’EMのワークパンツと酷似しているが、刻印無しのドーナツボタンやパッチも付いていないので詳細は不明。もしかしたら第二次大戦時の省略されたモデルなのかも。デザインはシンチバックやサスペンダーボタンなども付く旧いスタイルで、現代のワークパンツの過渡期ともいえるスタイルに惹かれた。
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