Stevenson Overall Co.デザイナーの多賀谷さんが選ぶ、俺視点の古着やアンティークたち。Vol.07

  • 2023.07.28

ヴィンテージやアンティークと呼ばれるアイテムは、現代のプロダクツでは味わうことができない雰囲気だけでなく、まだ技術が未熟だった時代のクラフト感やマシンメイドではない時代ならではの魅力がある。

いわゆるアンティークの世界では、いろいろなカテゴリーで価値基準がある程度確立されてはいるけれど、そんな世間のものさしではチョイスしないのがデザイナー。

新しいモノでも旧いモノでも自分目線のものさしを大事にしているスティーブンソンオーバーオールのデザイナーである多賀谷さん。彼の古着やアンティークの選び方は、一般的な価値ではない、その独特な審美眼も含めて参考になる。

多賀谷強守さん|機能服として生まれたヴィンテージのワークウエアやミリタリーウエアに、もしデザイナーが存在していたらという世界観をプロダクツに落とし込むStevenson Overall Co.のデザイナー。独特なセンスと縫製仕様にまでこだわりを持ったアイテムたちは、日本のみならず世界でも高い評価を受けている。http://www.soc-la.com

欧米の古着からハイブランドまで縦横無尽のチョイス。

Red Wing Pecos Boots

海外に行くときは、これまではお気に入りのACME のウエスタンブーツを履くことが多かったけど、最近は歳を取ったのか足がけっこう疲れるように。そんなときに見つけた RED WING のペコスブーツはスーパーソールモデルで、私にとってはスニーカーのような履き心地。これからはこいつを履いて海外に行こうかと思っている。

Christian Dior Coat

デザインはそれほど珍しいモノではないけど、生地感や色味、それにボタンの色や大きさなど、Diorらしく上品にまとめているのはさすが。肩周りからアームホールがゆったりと作られているので、着るとドロップショルダー気味になるので、古着でありながら今風に着ることができるのが手に入れたポイント 。

Vintage Fabric Sample

ショップでまとめて出てきたヴィンテージ の生地見本。ニューヨークにあったJOSEF KNITTED Co.というブランドで、配色や模様の切り返しなど、実際の生地が貼り付けられているので、風合いも含めて、生地を考えるときの参考になるので手に入れた。一部のページを額装してインテリアとしても活用している

Antique Stencil Machine

ステンシルマシンでもメジャーなBRADLEY STENCIL MACHI NE Co.のアンティーク。おそらく1920年代ごろのプロダクツで、ステンシルマシンが円形ボディになる以前のデザインになる。構成するパーツはすべて鉄製で、一人で持ち上げることすらできないという使い勝手の悪さもアンティークらしさ。そんな部分とそのものの佇まいは文句なしで最高である。

Vintage French Work Pants

パンツ自体の素材感とカラー、それに当時の持ち主がリペアしたであろう見た目を度外視した当て布のバランスなど、文句なしにカッコよく見えるワークパンツ。フレンチ・ヴィンテージはアメリカモノとはまったく違う独特な雰囲気がある。おそらく当時のファーマーパンツではないかと。しかもマイ・サイズというのも手に入れた理由。

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部