愛車1964年式Fordファルコンワゴンから始まる毎日。
NORTH NO NAMEオーナーの堀川氏の毎日は、自身のショップ兼アトリエであるSNOW PLANTへ愛車の1964年式Fordファルコンワゴンで向かうことから始まる。
経年によってオリジナルペイントは艶を失い、場所によっては剥がれて錆びているが、それがヴィンテージならではの味わい。とても魅力的なディテールとなる。
独特な鼓動、オイルやガソリンの匂い、排気音……。それらが朝から感性を揺さぶってくる。
2023年の最新ワッペンコレクションのリリースが待ち遠しい……。
自分の好きなものに囲まれたアトリエから、ヴィンテージさながらのNORTH NONAMEのワッペンは生まれる。
歴史を感じさせるエイジングしたヴィンテージに囲まれた空間だからこそ感性が研ぎ澄まされ、アイデアがどんどん生まれてくる。ここでデザイン画を描き、フェルトの切り出しから縫製、刺繍まで行うのだ。
NORTH NO NAMEの旗艦店が、浅草にあるSNOW PLANT。NORTH NO NAMEのワッペンやウエアだけでなく、アメリカに行って買い付けたヴィンテージ古着や雑貨などを取り扱う。アトリエはこのショップの2Fだ。
今年の最新ワッペンの一部のサンプルをお見せする。ヴィンテージと同様の手法で堀川氏が1点ずつハンドメイドしている。
新品なのにヴィンテージさながらの風合いなのは、エイジング加工も自身で施しているから。サイズやデザインによって価格は異なる。@¥5,280_~¥10,780_
【DATA】
SNOW PLANT
Tel.03-5849-4310
※情報は取材当時のものです。
(出典/「CLUTCH2023年8月号 Vol.92」)
Photo by Shunichiro Kai 甲斐俊一郎 Text by CLUTCH Magazine 編集部