米ボシュロム社が生んだ銘品Ray-Ban(レイバン)。ヴィンテージが今の気分。

  • 2023.04.18

サングラスの代名詞でもあり、アメリカブランドを代表するRay-Ban。旧くは軍用として開発され、世界中の著名人たちも愛用していることで知られる。現在は、イタリアの大手オプティカルメーカーの傘下となったが、アメリカ・ボシュロム社が手掛けていた時代のヴィンテージのRay-Banがいまの気分だ。

軍から民間へ、そして 世界に愛されたサングラス。

「光を遮る」を意味するRay-Banが設立されたのは1937年。

アメリカの3大オプティカルメーカーのひとつに数えられるボシュロム社が手掛けたサングラスブランドだ。ボシュロム社は光学メーカーとして、すでにアメリカ陸軍航空隊のパイロットたちが着用するサングラスの制作を担っており、アヴィエイターは軍に制式採用されていた。それらのサングラスを一般販売するために名付けられたのがRay-Banだ。

以降、長い歴史の中で、数々の銘品を排出。特WAYFARERは、多くの著名人たちからも愛され、世界中に浸透。サングラスの代名詞と言っても過言では無いほど広く認知されている。もちろん現在も続くブランドだが、1999年にイタリアのルックスオティカ社の傘下になる以前のボシュロム社が手掛けたサングラスは、ヴィンテージ市場でも希少価値から高値で取引されているモデルもあると聞く。

そんな希少なボシュロム社時代のサングラス、ほぼデッドストックの個体を数多く扱う名店がある。静岡駅から徒歩5分ほどに位置する創業120年を超えるメガネ専門店、アイヒキノ。彼らが所有する膨大な量のヴィンテージRay-Banの中からほんの一部を紹介。あまり見かけることのなかった超希少なサングラスに必ず出逢えるだろう。

よりクラシカルなWAYFARERかモダンなWAYFARER Ⅱか。

Mosaic Gunmetal Ebony/ G-15(WAYFARERⅡ)Ebony/G-15(WAYFARER) ¥29,700_ / ¥33,000_

アメリカ・ボシュロム社が1952年に発売したWAYFARER。当時としては画期的なセルフレームを採用した、いわゆるウェリントン型のサングラス。同時にWAYFARER Ⅱというモデルも存在。レンズのサイズがやや大きめにデザインされているのが大きな違い。

「WAYFARER」と「WAYFARER Ⅱ」の2種の刻印。

別サイドには、ボシュロム社がアメリカで生産したことを表す「B&L RAY-BAN U.S.A.」

レンズ脇にも「B&L」の文字が見える。

テンプルサイドにはブランドのエンブレムが付けられている。

WAYFARERの気になるアイテム5選。

1.Mock Tortoise/G-15

¥39,600

2.Albertville Ebony/G-15

¥33,000_

3.Barcelona Ebony/G-15

¥33,000_

4.Ebony Gold Tortoise/G-15

¥33,000_

5.Gray Leather, Ebony/G-15

¥39,600_

CLASSIC METAL & TRADITIONALの気になるアイテム5選。

1.OLYMPIC SPORT METAL 1 Gold Black Browbar/G-15

¥33,000_

2.CARAVAN Gold/#3

¥38,500_

3.METAL Gold/C.Brown

¥29,700_

4.MATAL Gold/Kal Chrome

¥66,000_

5.INSPIRE Gold/G-15

¥27,500_

OLDIES COLLECTIONの気になるアイテム5選。

1.BOHEMIAN Tortoise Yellow/G-15

¥27,500_

2.BARORAMA Pink Pearl/G-15

¥33,000_

3.DECO Mock Tortoise/G-15

¥22,000_

4.OLYMPIAN 2 Ebony/G-15

¥25,300_

5.SQUARE CLASSIC COLECTION STYLE 4 Gold/G-15

¥24,200_

CONTEMPORARY & OTHERの気になるアイテム4選。

1.RITUAL 2 MATAL Gold Amber Tortoise/B-15

¥18,700_

2.MATAL 2 LEATHER COLLECTION Brown Leather/C-Brown

¥44,000_

3.OUTDOORSMAN LEATHER COLLECTION Black/Changeble Rose

¥77,000_

4.OL’S BARGE DELUXE Black Matte/G-15XLT Silver Mirror

¥25,300_

【DATA】
アイヒキノ
静岡県静岡市駿河区南町2番4号
Tel.054-285-1663
https://www.aihikino.co.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「CLUTCH2023年4月号 Vol.90」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部