
TROPHY SPORTS|最もレースシーンが熱かった旧き良き時代のライダース

定番として展開するシングルライダースは、60年代のクラシカルなレーシングジャケットをイメージした一枚。定番としてストックされる馬革は、艷やかで色気があり着込むことで味わい深くなる植物タンニンなめしの茶芯仕様。フィットはややタイトな設定なので、タウンユースにも使いやすいシルエット。カスタムが可能な変更箇所に制限はなく、身幅、着丈はもちろん、あらゆる箇所の対応が可能で、ポケットの追加も人気だ。裏地用の生地も持ち込みできるので、着古した服を活用するのもイマドキな楽しみ方だ。牛革 18万1500円~、馬革 21万4500円〜



革は着込むほどにツヤが増し、茶芯が生まれるホースハイド。ジッパー変更も可能でヴィンテージを持ち込む人も少なくないとか。アクションプリーツは標準装備だが、省略してシンプルなデザインに変更することも可能だ。
個性派ぞろいのカスタム作例集
見た目以上に特徴的なオイルMAXのステアハイド


鮮やかな赤い革に目がいきがちだが、じつは英国の伝統的なはっ水生地であるオイルドクロスをイメージしてなめしたステアハイドで仕立てたモデル。一般的な革よりも過剰にオイルを含んでいるため、極めて縫製に手間がかかるのだとか。しかし、だからこそ柔らかく、はっ水効果も期待大。またサイドをレースアップ仕様にして、フィット感とデザイン性も両立している。
エリとヨークを追加してよりカジュアルなスタイルに


エリ付きにすることで、ライダースからレザーシャツのスタイルに変更したモデル。前後肩まわりにヨークを追加し、よりカジュアルな方向性を強調した。シボ感の強い革はニュージーランド産のディアスキン。ハードに仕上げた革なので、男らしい着心地を堪能したい好きモノにオススメのカスタム例。
70年代を感じさせる青×緑で大人のカラーレザーを演出


レースの世界でカラーレザーが登場した時代をイメージして、植物タンニンなめし、染料仕上げによる牛革を使い、落ち着いた色合いのカラーレザーを表現した一枚。革はキップのようなキメ細かさをもつ美しい牛革で、柔らかく着心地も抜群。また背面には革の中心をレイアウトするというぜいたくな革使いにも注目。
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(出典/「
text/K.Sakamoto 坂本桂樹 photo/N.Abe 阿部宣彦