
ハンドルはステンレスによるワンオフ。タンク上面にはクラック塗装で血管を再現。全体のパール塗装と馴染ませることが難関だった。

タンク側面には2インチのポケットを作り漆塗りから発想を得て螺鈿(らでん)を仕込みレジンで固めた。ネイルアートに使う手法だ。

オリジナルのスプリンガーフォークは16インチオーバー。チョッパー感あふれるフロントホイールのスポークのイメージは子供のころに、家にあった椅子の脚。

シッシーバーには車名のTHE UNIVERSEのイメージとしてインフィニティ(無限)の意匠を追加。シートにも入っている。

スインギングチョッパーのテーマともいえるスイングアームは、ノーマルをメッキ。アクスル位置を上に移動してローダウンしている。

四輪用のセンターライン製15インチホイールにドラッグレース用タイヤをセット。リアサスはアメリカ製にこだわってフォックス製。
(出典/「CLUB HARLEY 2025年6月号」)
text&photo/T.Masui 増井貴光 取材協力/シウンクラフトワークス TEL078-822-9085 https://shiun-chop.com
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