2ページ目 - いまが買いドキ!? ちょい旧ハーレー調査隊が、今月は「XL883Rスポーツスター883R」を調査!

【調査報告②】2004年以降の「ラバーマウント」モデルとは!?

スポーツスターは2004年から新型フレームを採用し、エンジンとフレームの間にゴムを介した構造に進化した。これによってエンジンの振動が直接ライダーに伝わらないようになり、長時間のライディングでも疲労しにくくなった。エンジンがシャシーの剛性メンバーでもあった2003年モデルまでの「リジッドマウント」に対し、ゴムを介した構造の「ラバーマウント」は、フレーム単体での剛性が求められる。そのためフレームは従来比26%の剛性アップを実現。このフルモデルチェンジにより、883Rはラインアップから消滅している。

長時間乗っても疲労しにくい!!

それまでスポーツスターといえば、ハーレーのラインアップの中ではスポーティな位置づけであったが、ラバーマウント化によってツアラー的な使い方にも十分耐えるようになり、さらに幅広いユーザー層に受け入れられるようになった。

エンジンとフレームの間にアイソレーターというゴム部品を挟むことで振動がライダーにダイレクトに伝わってしまうことを抑えた。

【調査報告③】新しいコンポーネンツで人気モデルが復活!!

ラバーマウントフレームを採用した2004年モデルに進化したことに伴い、ラインアップから姿を消していた883Rだったが、2005年モデルで装い新たに再登場。XR750を彷彿とさせるカラーリングはもちろん、暴れる車体を抑え込むためにワイドな形状とした「XRバー」と呼ばれるハンドル、そしてフロントには883シリーズで唯一となるダブルディスクブレーキを装備するなど、リジッドマウントとラバーマウントというフレームの違いはあれど、先代の883Rと変わらない雰囲気で多くのファンから注目を集めた。そのまま乗ってもサマになるうえ、当時の883シリーズで唯一ブラック仕上げのエンジンを採用していたことから、自分好みに仕上げたい人のカスタムベース車としても好評だったのだ。

【2005 ~ 2015】XL883Rスポーツスター883R
・黒いスプリングを採用したリアショック
・2 本出しのテーパードマフラーに変更
・デザインが洗練したXR750 風グラフィック
・ロッカーカバーの塗り分けを変更したエンジン
・着座位置の自由度を高めたダブルシート
・ダブルディスクブレーキを装備
・バイザーとアウターチューブをブラック仕上げに
・本物のフラットトラックレーサーにも使用される幅広なXR バーを装備

【調査報告④】登場以降、さまざまな仕様変更が行われた

スポーツスター883Rは2005年に登場して以降、大きく外観を変えることなく2015年まで販売されたのだが、その10年の間で目に見えない部分や細かい部分でさまざまな仕様変更を受けた。中でも大きな変更は2007年のエレクトリックフューエルインジェクション(EFI)化だろう。電装系の配線が増えたほか、ガソリンタンク内にフューエルポンプが組み込まれるなど、基本となる構造が大きく変わっているのだ。ほかにもリアショックの減衰力やブレーキまわりなど細かく仕様変更されているので購入の際にはぜひとも抑えておくべし!

2006年 クラッチが軽くなった

歯に斜めの角度をつけたヘリカルギヤを採用した新設計のトランスミッションを採用。さらに新型クラッチの採用によって、883モデルで約17%負荷を軽減。これらの変更でシフトチェンジが素早く、スムーズに行えるようになった。

この記事を書いた人
ポイズン雨宮
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ポイズン雨宮

真性バイクオタ

単気筒や2気筒のいわゆる“エンスー的なバイク”が大好きな真性オタ。中でも70sアメリカを感じさせるモーターカルチャーを特に好む。XR1000と1969年型カマロを所有し、その維持に四苦八苦しつつも実は喜んでいるドMでもある。カフェレーサー好きでもあり、フェザーベッドフレームのH-Dを作りたいと絶賛夢を膨らませ中。
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