眠っていた特別な家具に、出会う。カリモクの特別仕様の家具を展示・販売する企画展8月29日より開催

カリモク家具株式会社は、これまでイベントや展示のために製作してきた特別仕様の家具を展示・販売する企画展『Behind the Archives – special stock sale vol.1 -』を、2026年8月29日(土)から9月15日(火)までの期間、Karimoku Commons Tokyo 1Fギャラリースペースにて開催する。

Behind the Archives – special stock sale vol.1 –

本展で紹介するのは、シンボルツリーを手掛けたトラフ建築設計事務所、オフィス家具見本市「オルガテック東京」の会場デザイン・ディレクションを手掛けたKiiと小宮山洋など、国内外のクリエイターとの協働、展示会や催事の場で製作されてきた特注家具の数々。貴重な技術的・デザイン的資産として保管されてきたそれらのアーカイブの中から、20点以上を展示・販売する。

会期に先駆け、2026年7月31日(金)よりECサイト「Karimoku Commons Shop」にて特設ページを公開。プロダクトが生まれた「背景」や、実際に製作を手掛けたスタッフによる工場での裏話、日々の暮らしの中での使い方のヒントなど、それぞれの家具に宿るストーリーを先行紹介している。

なお、本展で紹介する家具はいずれも、その時、その場所でしか生まれ得なかった一点一点だ。会場で出会う一つひとつの表情の違いも含めて楽しんでほしいという思いから、多くのアイテムは会場来場者限定のオークション方式で販売。あわせて、一部のアイテムは会場での直接販売も予定している。

特設ページはこちら

アーカイブに眠る、特注家具のものがたり

これまで開催されてきた展示やイベントの数々。その裏側では、会場やテーマに合わせた特別仕様の家具が、その都度製作されてきた。

国内外のデザイナーとの協働や、多様なライフスタイルへの対応。サイズやカラーのカスタムオーダーに応じる柔軟な生産体制は、創業から現在に至るまでカリモク家具が培ってきたものづくりの土台だ。この体制があったからこそ、催事やイベントごとに、そこでしか出会えない特別な家具が生まれてきた。

しかし、それらの多くは表舞台に立つことなく、実物に触れる機会が限られたまま、技術とデザインの記録としてアーカイブされてきた。2022年以降、そうして積み重ねられてきた7件のイベントや協業のアーカイブが、今回一定の厚みを持つに至ったことを機に、カリモク家具自らが選び、初めて展示・販売する機会を迎える。「vol.1」という名の通り、これはその第一歩であり、今後も継続的な展開を予定している。

紹介するのは、その中から選ばれた20点以上。それぞれの家具には、製作に至った経緯や、携わったクリエイター、スタッフの想いが宿っている。

プロダクト紹介(一部紹介)

AA HIGH STOOL by Karimoku – Spiral Xmas Market 2022特別モデル

イベント:Spiral Xmas Market 2022 / 場所: スパイラルガーデン(スパイラル 1F)/ 写真:小川 真輝

表参道で開催された「Spiral Xmas Market 2022」にて、会場のシンボルツリーとして展示された「AA HIGH STOOL by Karimoku」。イベントのイメージカラーにあわせた5色の限定色(ゴールド、シルバー、レッド、モスグリーン、インディゴブルー)で製作した特別モデルだ。

ツリーのデザインは、トラフ建築設計事務所が担当。同事務所がデザインした「AA HIGH STOOL by Karimoku」を144台積み上げ、高さ約7mのシンボルツリーを完成させた。本ツリーには、家具材としては適さない国産の未利用材や、工場のパレットを再利用した「アップサイクルモデル」も含まれており、メッセージ性のあるツリーとしてスパイラルガーデンのアトリウムにて展示された。

Karimoku New Standard、MAS – オルガテック東京2025特別モデル

オフィス家具見本市「オルガテック東京2025」のカリモク家具出展ブースにて展示された「Castor Chair」シリーズ、「WK Chair 01」シリーズの特別モデル。通常仕様とは異なる国産未利用材や、艶を段階的にコントロールした特注色で製作されている。

「オルガテック東京2025」では、デザインユニットKiiが会場デザインを、小宮山洋がディレクションを担当。多種多様な展示品を製作・展示し、カリモク家具のものづくりの幅広さを表現した。今回販売されるチェアも、Kiiの監修のもと製作。既存のチェアをベースに、さまざまな特別仕様のモデルを展開することで、木工表現の奥深さや特殊なオーダーに対応できるカリモク家具の柔軟なものづくりをプレゼンテーションした。

NASHI Pen Stand / Card Holder – 展示「Dialogues」特別モデル

特別カラー「Pale Lilac」で製作された、Karimoku New Standard(以下、KNS)のペンスタンド/カードホルダー。梨のようなふっくらとしたフォルムで、視覚的にも触覚的にも柔らかな印象を与える。また、裏面には溝が設けられており、卓上のケーブルウェイトとしても使用できる。

「NASHI」は、KNSのデザイナーであるGeckeler Michelsによってデザインされた。本モデルは、2025年4月にKarimoku Commons Tokyoで開催された彼らの10年の活動をまとめた回顧展「Dialogues」のために製作された特別カラー。会場にて直接購入できる。

展示概要

会期:2026年8月29日(土)~9月15日(火)
休館日:日曜定休
時間:13:00~18:00
会場:Karimoku Commons Tokyo 1Fギャラリースペース
入場料:無料
主催:カリモク家具株式会社
施設HP:https://commons.karimoku.com/location/tokyo/

ご購入について

本展で紹介するプロダクトのうち、該当アイテムは会場来場者限定のオークション方式での販売となる。一部のアイテムは、会場での直接販売となる。

オークション対象アイテム

製品ラインナップ公開:2026年7月31日(金)18:00~(特設ページにて先行公開)
オークション参加条件:会期中に会場へ来場した方
購入方法:会場で案内する専用フォームより希望の製品と入札金額を登録し、会期終了時点で最高金額を入札した方が購入できる。
入札期間:2026年8月29日(土)13:00~9月15日(火)18:00

直接販売対象アイテム

会期初日(2026年8月29日(土)13:00~)より、会場にて先着順で販売する。数量には限りがある。

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

Pick Up おすすめ記事

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...