フィッシング、ハンティング用品の通信販売から始まった「Cabela’s」の注目したい古着を紹介!

1961年にフィッシング、ハンティング用品の通信販売から始まり「リアルツリー」をはじめとしたカモ柄を採用したウエアが現場から多くの支持を得た。フィールド由来の実直なものづくりは、高品質でタウンユースにおいても信頼できるアイテムが揃う。今回はアウトドア好きや古着好き注目の「カベラス」にフォーカス。

【ダウン】実用性を突き詰め、信頼を獲得

エクスペディションクラスのダウンジャケットで、ダウン量はもちろんフードの作りは過酷な寒冷地でも対応可能。前開き部分を覆う比翼はベルクロで留まる仕様になっている。9800円(デザートスノー 下北沢1号店03–5790-9601)

厚すぎず、タウンユースでは十分にアウター使いが可能なインナーダウン。裾左右には、ナイロン1枚地のポケットが付く。脱着しやすいスナップボタン仕様となっている。1万4300円(ステップアヘッド下北沢2号店03-6407-9711)

袖がなくとも不足を感じさせない、圧倒的な防寒性を備えたダウンベスト。アームホールや襟元には冷気の侵入を防ぐディテールを備え、撥水性にも優れる実力派の1着。1万780円(ロコ03-5708-5398)

ライニングにフリースを採用した仕様が特徴的な90sダウンベスト。〈カベラス〉に多く見られるこの意匠は、他ブランドではあまり見ることができない実用的な工夫のひとつだ。6490円(スラット2号店03-3314-5670)

【ジャケット】タウンユースでも発揮する、老舗ブランドの実力

ハンティング仕様のマウンテンパーカといえば、このデザートカラーにダックハンターカモの組み合わせが定番。裾に配されたポケットはマチを設け、底部が丸くなっている。2万4970円(ステップアヘッド高円寺2号店03-5929-7470)

袖のアタリを見れば分かるデニム地の質の高さ。レザーの襟やネルのライニングを備え、アウトドアブランドらしい意匠も。90年代のゆったりとしたサイズ感も魅力のひとつだ。1万4960円(ステップアヘッド下北沢3号店03-6407-9688)

【フィールドウエア】フィールドで培われた実直なものづくり

銃の安全講習を修了したことを示すパッチ付きのハンティングベスト。ポケット下部にはカートリッジホルダー、背面には許可証を下げるハトメも備える実用性を考慮した1着。7590円(ハリーアップ03-5378-8525)

アクリルハンティングベストにコットンスウェットを組み合わせた個人カスタムのアイテム。素材感の違いや着丈の差も気にしない自由な発想で唯一無二な1着に仕上がっている。9900円(フォヴォス03-3797-5822)

【リアルツリー】多種多様な迷彩パターン

リアルツリーの迷彩柄で、内側にはフリースライニングを備えた。腰のメッシュポケット構造が特徴的。サイドはハンドウォーマー、上部からは収納としてアクセスできる。1万1000円(ステップアヘッド下北沢2号店03-6407-9711)

【アクセサリー】目的に応じて特化した、趣あるデザイン

ガムシューのローカットモデルも「カベラス」から展開されていた。踵上には浮き彫りのロゴが入り、各部の細かいディテールから、「ラクロス」製である可能性も推測される。7900円(フォヴォス03-3797-5822)

ライフルとロッドがクロスするタグがフロントに付く80s後期のウエストバッグ。フリースのカモフラージュパターンが特徴で、同生地使いのデイパックも存在するのだろうか。8690円(バックストリート042-720-0355)

シュータンや踵上にブランドロゴがあしらわれた「ダナー」とのダブルネームブーツ。80s後期のハンティング用モデルでソールは「ビブラム」社のラグソールが採用している。2万5900円(フォヴォス03-3797-5822)

【コラム①】タグの年代変遷

70s後期〜80s後期
ライフルとロッドがクロスするタグ。少し年代が進むとグースが大きく入るダウン専用ネームも併用され始めたと思われる。

90s初期~00s初期
グリーンタグは、80s中期頃から登場し、ロッドクロスのデザインも存在する。後にこの楕円ロゴへと変更される。

【コラム②】比翼に隠れたダブルジップ

アウトドアブランド各社作っているこのようなブルゾンでも、「カベラス」だけはダブルジップ使いなど機能性高い仕様が見られる。

【コラム③】種類豊富なリアルツリーのカモ柄

今年で40周年を迎える「リアルツリー」社の多種多様なカモフラージュ生地を用いて、長年に渡りフィールドウェアを展開してきた。

(出典/「2nd 2026年6月号 Vol.218」)

この記事を書いた人
原田学
この記事を書いた人

原田学

断然古着主義

1972年京都府生まれ。『2nd』『Lightning』『CLUTCH』 を支えるスタイリスト。『2nd』での連載は通算200回を超え、現代の古着市場のリアルな声を反映したスタイリングには定評がある。ヴィンテージやアンティークへの深い知識を持ち、素材や背景を理解したコーディネートにファンも多い。自らの“好き“を詰め込んだ私的アーカイブ『the SUKIMONO BOOK』は、ファッション業界内でも愛読者の多い。
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