メガネは顔の一部!「江口時計店・洋品店」江口大介さんの“顔的メガネ”はメタルメガネ

「あの人といえば、このメガネ」周囲がそう思い浮かべるほど深くイメージに結びついた一本。トレードマークともいえるそのメガネには、どんな思いとストーリーが詰まっているのか。今回は「江口時計店・洋品店」江口大介さんにこだわりを持つに至ったきっかけを含め、その背景を語ってもらう。

「江口時計店・洋品店」代表・江口大介さん|1980年生まれ。東京都生まれ。シルバージュエリー職人などを経て、2017年に吉祥寺で江口洋品店・江口時計店をオープン。2024年に松濤に移転し、リニューアルオープンした

実用性と装飾性を兼ねた魅力的なフレームが多い

ヴィンテージのドレスウォッチを今までになかったファッション的な視点で提案する江口時計店。オーナーの江口さんと言えば、メガネキャラが定着しているが、「実は6年ほど前から掛け始めたんです。目が悪くなったのもありますが、時計屋としての貫禄を出したかった」とキャラ作りが目的だったそう。

プロダクトデザインに精通する江口さんが選んだアイウエアは、メイドインジャーマニーのメタルフレームだ。

「車などの工業製品に関しては、ドイツに信頼を置いているので、アイウエアも同国のものを中心としています。シンプルなメタルフレームでも驚くような意匠や装飾が施されており、気持ちが上がります。時計やアクセサリーと合わせて、シルバーかゴールドを使い分けており、機能性は言わずもがな、しっかりと装飾性もあるんです」

愛用メガネを紹介!

ルノア

鬼才ゲルノット・リンドナーが創業したジャーマニーブランド。独自の意匠やハンドメイドならではの味があるメタルフレームを展開しており、当モデルはテンプルが伸縮する。

ゲルノットリンドナー

クラシックな一山のメタルフレームは、ブリッジ部分よりフォールディングできる意匠が実におもしろい。クラシックながらも、道具としての機能美もしっかりと持ち合わせる。

ルノア

テンプル部分を伸縮できるように作られた機能的かつクラフトマンシップ溢れる一山のメタルフレーム。上品なゴールドカラーで、テンプルのエンドやブリッジも個性的である。

ゲルノットリンドナー

クラシックな一山のメタルフレームは、十八番であるスターリングシルバーを用いており、使い込んでいるので鈍い光沢感が出ている。シルバー特有の経年変化が魅力だ。

(出典/「2nd 2025年7月号 Vol.213」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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