定番から新作まで、2nd編集部が選ぶ「ビットローファー」のおすすめ7選。【断然革靴派】

  • 2025.06.24

定番、新作を問わず、いま買うことのできるローファーを厳選してご紹介。カテゴリは、ペニー、タッセル、ビット、そして変化球の4つ。今回はビットローファーをピックアップ! サドルに馬具をモチーフとした装飾(ビット)が付くデザイン。「グッチ」が1953年に発表した[ホースビット 1953]が元祖。生まれはイタリアだが、『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』にも記載されるなどアメリカントラッドとの関係も深い。誰もが知る名門シューメーカーからセレクトショップの別注作、気鋭のジャパンブランドまで幅広いラインナップからトラッドスタイルの相棒となる1足をお探しあれ!

「Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ)」の[2695]

名著『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』にもプレッピーの必須アイテムとして記載されているビットローファー。その元祖としても知られる某ラグジュアリーブランドのOEMを請け負っていたのが「エンツォ・ボナフェ」といわれている。馬具のハミをモチーフにした装飾とそのDNAを引き継ぐ[2695]は、イタリアンシューズらしく優れた屈曲性が特徴。トゥボラーレ製法と言って、中底とアッパーを筒状(チューブ状)に巻き込むように縫い合わせる独自の製法で、足全体を包み込む履き心地がもたらされる。アッパーは生後半年以内の仔牛の革を丁寧に鞣したブラックカーフ。アウトソールはヒドゥンチャネルで仕上げた、全方位的にエレガントな名品だ。(トレーディングポスト 青山本店TEL03-5474-8725)

Price:148,500yen(including tax)
Leather:Calf
Construction:Mckay
Outsole:Leather

「Tricker’s(トリッカーズ)」の[M5777]

シックでドレッシーな[M5777]は同社のアーカイブから復刻したもの。モカ縫いは細いパイピング仕上げでシングルソールと、カントリーブーツに代表されるトリッカーズのパブリックイメージとはひと味違うドレス仕様だ。ミニマルなルックに、円形に近いゴールドのビットがエレガントなアクセントを加えている。(トリッカーズ 青山店TEL03-6805-1930)

Price:110,000yen(including tax)
Leather:Calf
Construction:Goodyear
Outsole:Leather

「R.C.A.F(アールシーエーエフ)」

「リ クリエイト アーカイブ フットウェア」の頭文字がブランドネーム。本作では80年代のイタリアンローファーを元ネタに、どこかいなたい表情のスウェードビットローファーに。とりわけキメの美しいゴートスウェードを用い、またイタリア製フレックスベンズのソールとトゥボラーレ製法によって驚異の軽さ、柔らかさを実現(ビームス F TEL03-3470-3946)

Price:59,400yen(including tax)
Leather:Goat Suede
Construction:Tubolare
Outsole:Leather

「Paraboot(パラブーツ)」の[ランス モア]

[ランス]同様、ボリューム感が持ち味の名作チロリアンシューズ[ミカエル]をビットローファーにアレンジした[ランス モア]。リスレザーにラグパターンが特徴的なラバーソールを組み合わせたヘビーデューティなランスにマッチさせるべく、大ぶりのビットを採用している。イタリアンビットローファーとはまるで違った表情で魅せる、重厚なアレンジがこれぞパラブーツな1足だ。(パラブーツ青山店TEL03-5766-6688)

Price:96,800yen(including tax)
Leather:Lis Waxi Leather
Construction:Norwegian
Outsole:Rubber

「42ND ROYAL HIGHLAND(フォーティーセカンドロイヤルハイランド)」

ビットローファーのビットはゴールドが一般的だが、42ndのオリジナルでは珍しいシルバーの美錠があしらわれている。全体的にリラックスした雰囲気で、アッパーはしなやかなゴートシュリンクレザー。そこに輪を掛けたコンフォートを実現すべく、ヒールやつま先に芯を入れず、柔らかな足当たりを追及。トリプルクッション仕様のインソールゆえ足裏のクッショニングも段違いだ。(42nd ロイヤルハイランド 代官山店TEL03-3477-7291)

Price:29,700yen(including tax)
Leather:Goat Shrink Leather
Construction:Cement
Outsole:Rubber

「CARMINA(カルミーナ)」

スペインはマヨルカ島で創業したドレスシューズメーカーながら、ビットローファーではオーセンティックなイタリアンスタイルを踏襲。トゥのウォールが垂直に立ち上がったクラシカルなラウンドフォルムと、ソールやコバのボリュームを最小限に留めたマッケイ製法はその一例。アッパーは薄っすらとシボの入ったアノネイ社のフルグレインカーフ、フンシャルを用いており、実に品がいい。(トレーディングポスト 青山本店TEL03-5474-8725)

Price:88,000yen(including tax)
Leather:Calf
Construction:Mckay
Outsole:Half Rubber

「Crockett & Jones(クロケットアンドジョーンズ)」の[マイアミ]

やや短めのノーズが特徴のクロケット流ビットローファー、[マイアミ]。素足履きも考慮し、上質なアニリンカーフをベースにシボ加工された、柔らかさと高級感を兼ね備えたミドルカーフを採用。両サイドを手で掴めば容易に握りつぶせるほどの柔らかさだ。アウトソールはハルボロラバー社製のシティソール。過不足のないグリップ力を備えたラバーで、ドレスな顔つきを邪魔しない。(トレーディングポスト 青山本店TEL03-5474-8725)

Price:143,000yen(including tax)
Leather:Calf
Construction:Goodyear
Outsole:Rubber

(出典/「2nd 2025年6月号 Vol.212」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

アオイちゃん

Lightning, CLUTCH Magazine

チーママ系エディター

アオイちゃん

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部