街のアイビーリーガースを探せ! ニューヨークでスナップしてきました

1960年代「誰もがブレザーを着ていて当たり前」の黄金期があったが、いまやそれは“嗜好服”である。再びブレザーは「当たり前」になるべきなのだ! そこで街ゆくアイビーリーガースをここに記録しておこうと思う。今回はブレザースナップ、ニューヨーク編をお届けする。Jプレスと韓国人イラストレーターのアーロン・チャンさんのコラボイベントのため訪れたニューヨークで、洒落者たちを激写してきました!

ブレザーの着こなしの参考にしたい8スタイル

小誌でもお馴染みの韓国人イラストレーター、アーロン・チャンさん。自身が描き下ろしたイラストを総柄であしらったJプレスとのコラボタイを着用。ちなみに彼は最近イベントのため来日していました。

フォトグラファーのローラー・アーノルドさんはシンプルなアイビースタイルながら、キャップのブリム部分の曲げ方にこだわりを感じます!

Jプレスの新レーベル「Jプレス ペナントレーベル」のショップ販売員であるマシュー・ブロストウィンさん。190cmの長身もあって、いやはや実にエレガントです。

紅一点のアーティスト、チャーリー・コールフィールドさん、ポージングからもうただならぬ雰囲気。タイの結び方、コーデュロイのブレザー、ヴィンテージ調のデニムパンツ……、どこを切り取ってもサマになります。

渡邊亮磨さんは全体をブラックやネイビーのトーンで統一しつつ、ビッグシルエットのBDシャツを差し色使い。参考にします!

ニック・アンドリーさんはトランプの総柄タイと、ベルジャンシューズの合わせが印象的。玄人のセンスを感じますね……。

デニー・バルマチェダさんは「Jプレス ペナントレーベル」のブレザーを着用。プレップなカーディガンがお似合い!

コンピュータプログラマーのマックス・ヘンケル-ウォレスさん「Jプレス」のダブルブレザーに、大胆に胸元を開けたシャンブレーシャツ、そしてホワイトデニムの合わせ。どこかノンシャランの帝王、セルジュ・ゲンズブールのような色気を感じます。

(出典/「2nd 2025年5月号 Vol.211」)

この記事を書いた人
黒野 智也
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黒野 智也

ブレザー偏愛家

1985年生まれ、神戸出身。J.PRESS&SON'Sの立ち上げから携わり、現在はショップディレクター。コラボや別注などのほか、マーチャンダイズ、生産管理、企画・バイイング、イベント立案、PR、店頭での接客まで担当。趣味のカメラを活用し、自社ブランドのみならず、他ブランドのルック撮影やイメージヴィジュアルにも携わる。アメリカントラディショナルの普及のため、様々な“ブレザー・スタイル”を啓蒙する@blazer_snapも主宰。
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