いま、世界規模で最も注目を集めるブランド「ジャック・マリー・マージュ」
いま日本でもっとも注目されているブランドと言っても過言ではない「ジャック・マリー・マージュ」。デザイナーのジェローム・マージュは、約20年にわたり時計やジュエリーなどのデザインを手掛け、培った専門性とデザイン力の集大成として2015年に自身のアイウエアブランドを創設した。
ジュエリーのデザインノウハウが活きた装飾性の高いエレガントなデザインと、偉大な叙事詩や歴史上のアンチヒーローなどから着想を得るカルチャー的な側面を支持する感度の高いユーザーから爆発的な人気を獲得している。
「世界最高峰のメガネ工場が集結している鯖江でしか、最高のメガネを作ることはできない。鯖江でジャック・マリー・マージュのメガネを製作することは、当然の決断です」とジェローム氏は語る。
イエローストーン国立公園の保護活動の一環として、これまで2度のイエローストーンコレクションを発表。[デヴォー]は40年代の仏ヴィンテージを思わせる形と、特別なカラーで存在感抜群。14万5200円(G.B.ガファスTEL03-6427-6989)
韓国発、道具としての精密なメガネを追求「レイバー」
2018年に誕生した、韓国発の要注目ブランド。当初モーショングラフィックの仕事を手掛けていたデザイナーのJMソンは、韓国の有名アイウエアブランドから新ブランドの立ち上げを打診され、共同で「レイバー」を立ち上げた。
美容師が使うハサミや空間デザイナーのメジャーのように、熟練したプロフェッショナルが使う精密な道具としてアイウエアを作ることに重点を置く「レイバー」。テンプルには“KOREA MADE”の文字が刻まれている。
「はじめ韓国の工場に製作を依頼したとき、工場長が『品質保証のため日本の工場を経由する必要がある』と教えてくれました。私は品質を高めるために投資は惜しむべきではないと考え、仕上げ以外の全工程を鯖江に依頼しています」とJMソンは教えてくれた。
「レイバー」特有の丸みを帯びた柔らかでモダンな印象と、クラウンパントのクラシカルな雰囲気が絶妙に融合した1本。よく見ると分かる濃いネイビーのカラーリングも、ほんのり個性を匂わす。8万5800円(ダウンタウンTEL03-4361-4988)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Ryota Yukitake Styling/Shogo Yoshimura Hair&Make/Miho Emori Text/Shuhei Takano
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