2nd編集部が注目するメガネブランド9選。定番から新進気鋭まで厳選紹介!

アイウエアもファッションの一部であり、当然トレンドが付き纏う。しかし、アイウエアはそれ以上にパーソナルであることが大切だと思う。他者からどう見られたいかより、自分はどのような人間でありたいか。自己を確立させるためにもアイウエア選びには、もっと慎重になる必要がある。そこで2nd編集部が今注目している9つのメガネブランドをセレクト。絶対的定番から新進気鋭まで、気になるブランドに出会ってほしい。

1.YAGAN STONE EYEWEAR(ヤガン・ストーン・アイウェア)

ミリタリーシャツ2万8600円/レミ レリーフ(ユナイト ナインTEL03-5464-9976)、シアサッカーシャツ8140円/エル・エル・ビーン(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンターTEL0422-79-9131)、その他スタイリスト私物

今季デビューのヤガン・ストーン・アイウェアはスティーヴィー・ワンダーを父に持つクワメ・モリスがクリエイティブディレクターを務める最注目ブランド。音楽界のレジェンドが60年代に着用していたデザインから着想を得た、その名も[DYLAN]。目元を完全に隠した甘さの一切ないオールブラックが潔い。サングラス8万4700円(グローブスペックス エージェントTEL03-5459-8377)

2.H-fusion(エイチフュージョン)

フィッシングベスト1万9800円/エル・エル・ビーン(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンターTEL0422-79-9131)、BDシャツ3万1900円/ギットマン ブラザーズ フォー シップス(シップス 銀座店TEL03-3564-5547)、その他スタイリスト私物

多くのブランドが個性に磨きをかけるなか、このような非常にバランスの取れた品行方正なサーモントブロウが目を引く。ヴィンテージでは到底出会えないだろうオリーブ×ゴールドのカラーコンビネーションが只者ではない感じ。メガネ4万1800円(G.BガファスTEL03-6427-6989)

3.DIGNA Classic(ディグナ クラシック)

ジャケット4万1800円/D.C.ホワイト(S&O コネクトTEL03-6447-5095)、BDシャツ3万800円/インディビジュアライズドシャツ、ニットタイ1万8700円/インディビジュアライズドアクセサリーズ(ともにメイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)、パンツ3万3000円/J.プレス オリジナルス(J.プレス & サンズ 青山 TEL03-6805-0315)

薄いカラーレンズがトレンドとして浸透するなか、ソリッドな濃色レンズにドキッとさせられる。プレッピースタイルにおける“甘辛ミックス”の最適解ってこういうことかも。サングラス3万5200円、レンズ4400円(ディグナ ハウスTEL03-5843-1612)

4.MATSUDA(マツダアイウェア)

スウェット1万9800円、BDシャツ1万8700円/J.プレス オリジナルス(J.プレス & サンズ 青山TEL03-6805-0315)、タイ1万8700円/インディビジュアライズドアクセサリーズ(メイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)

他とは一線を隠す独自の構築美で優れたプロダクトデザインとしても海外から高い評価を受ける、マツダアイウェア。複雑な機構のノーズパットやバーブリッジなどのディテールはミニマルに仕上げるほど存在感を放つ。メガネ8万9100円(マツダアイウェアジャパンTEL0776-43-9788)

5.BJ CLASSIC COLLECTION(BJクラシックコレクション)

シアサッカージャケット7万4800円、シアサッカーパンツ4万7300円/イースト ハーバー サープラス(エスディーアイTEL03-6721-1070)、BDシャツ3万910円/マルセル ラサンス、ニットタイ1万3970円/サウスウィック(ともにシップス 銀座店TEL03-3564-5547)

通常のメガネの上からカラーレンズを重ねることでインスタントにサングラスを作り出す「クリップオン」。いかにも合理的で無精なアメリカ人らしい発想が好き。メガネ3万9600円、クリップオンサングラス1万9800円(ブロスジャパンTEL0778-52-7075)

6.MAX PITTION(マックスピティオン)

ニットベスト2万2000円/シップス(シップス 銀座店TEL03-3564-5547)、その他スタイリスト私物

かつてメガネの一大産地として栄えたフランスのジュラ地方発祥のマックスピティオン。そのDNAを現代に受け継ぐ8mm厚アセテートのクラウンパント。これぞ正統なフレンチヴィンテージ。サングラス7万400円(プライベートアイズアンドトラッカーズTEL070-1577-2666)

7.JACQUES DURAND(ジャック デュラン)

シャツ3万3000円/インディビジュアライズドシャツ(メイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)、パンツ4万6200円/ニート(にしのやTEL03-6434-0983)、ベルト2万900円/アンダーソンズ(エスディーアイTEL03-6721-1070)、その他スタイリスト私物

鋭角に切り出された極厚アセテートフレームが特徴のジャック デュラン。定番人気のボストンシェイプをサイズ、厚みともにひと回りアップさせた新作は目元に一段とインパクトを与える。メガネ4万9500円(ジャック デュラン ジャパンTEL03-6321-1501)

8.Shady CHARACTER(シャイディー・キャラクター)

リム両端が突起したフレームに施された重厚な3ピンのカシメパーツがより力強くサングラスにも最適。レンズは濃いめのグリーンがアメリカンヴィンテージのお約束。サングラス4万5100円(プライベートアイズアンドトラッカーズTEL070-1577-2666)

9.EYEVAN 7285(アイヴァン 7285)

ブレザー6万9300円/J.プレス オリジナルス(J.プレス & サンズ 青山TEL03-6805-0315)、キューバシャツ1万7600円/グジャベーラ(ヘムトPR TEL03-6721-0882)、ショーツ1万6500円/D.C.ホワイト(S&O コネクトTEL03-6447-5095)、その他スタイリスト私物

90年代のストリートシーンを席巻した天地幅の狭いウェリントンタイプにミラーレンズという組み合わせが今また時代の先端にある。モダンなブレザースタイルにはこの上ないチョイス。サングラス6万7100円(アイヴァン 7285 トウキョウTEL03-3409-7285)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年9月号 Vol.198」

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

Pick Up おすすめ記事

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...