15本ほどの中から気分に合わせて使い分ける。
メガネ歴28年の藤田さんは、常時15本ほどのモデルを所有し、気分に合わせて使い分けている。
「着用すると、ちょっとキャラクター感が出るモデルが好きです。周りと被らず、ほどよく主張するデザインが理想ですね」
現在、探しているのはキャットアイのモデル。
「アメリカの50年代のカルチャーが好きなので、テッズっぽいスタイルにマッチする1本をいつか入手したいなと。日常で使えるモデルって意外とないんですよ」
藤田さんのメガネ遍歴。
(写真上から)
【2000年購入】NEEDLES(ニードルズ)
国産ブランド、ニードルズのオリジナルモデル。「ちょっと珍しいシルバーのメタルフレームと、なんとなくキャットアイに近い独自のシルエットに惹かれました。最近はモノトーンのコーデに合わせることが多いです」
【2008年購入】UNION MEGANE(ユニオンメガネ)
千葉の本八幡にあるユニオン眼鏡のオリジナルモデル。「当時、オーダーした1本。テンプル部分が長く、着用すると耳から飛び出ます。そこがお気に入りのポイントだけど、キャップと併用できないのが難点(笑)」
【2016年購入】Lawrence Jenkin Spectacle Maker(ローレンス ジェンキン スペクタクル メーカー)
英国発のブランドが手掛ける、ベーシックな ウェリントンモデル。「当時、10数年ぶりに購入した黒縁眼鏡。経年変化でマットな質感になりつつあるけど、定期的にポリッシュしながら、なるべく長く愛用していきたい」
【2017年購入】ARAOKAGANKYO(荒岡眼鏡)
プロダクトデザイナー二俣公一氏がデザインした、荒川眼鏡の限定モデル。「クリアフレームとモダンなデザインがお気に入り。スタイルを選ばずに使えるけど、夏に使うことが多いです。レンズに少し色を入れています」
【2018年購入】LINDBERG(リンドバーグ)
デンマークのブランド、リンドバーグのレガシーモデル、エアチタニウム。スパイラルヒンジがポイント。「リムレスなので、レンズのシルエットを自由に選べます。細いメタルテンプルは、さりげなくレインボーカラー」
【2019年購入】Kearny(カーニー)
国産ブランド、カーニーのモデルで、今では貴重になりつつあるセルロイド製。「本セルならではの素材感と経年変化がお気に入り。まだ入手して数年だけど、使っているうちに、少しずつ肌に馴染んでくる感じがします」
(出典/「2nd 2023年4月号 Vol.193」)
Photo/Satoshi Ohmura Text/Masatsugu Kuwabara
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