自分の琴線に触れたものを選ぶ。
手に取ったアイテムが稀少価値があるかどうか、そんなことよりも自分の琴線にふれるかどうか。それが、アイウエアのみならず洋服選びすべてに当てはまる森島さんの流儀だ。
「色がいいなと思ったり、このフレームは見たことないなと思ったり、選ぶ理由はさまざま。自分がブランドをしていることもあって、作るのが大変そうだなとか、これはあのモデルのオマージュだな、とかいろいろと想いを巡らせるのも楽しいです」
森島さんのメガネ遍歴。
(写真上から)
【2005年購入】UNIVERSAL OPTICAL(ユニバーサルオプティカル)
「アメリカのフリーマーケットで見つけた、恐らく‘50年代のもの。今回挙げた5本の中ではかけるとちょっと強い印象になるタイプ。ノーズパッドは深みのあるベイクライトで気に入って何本か手に入れました」
【2007年購入】Persol(ペルソール)
「バターナッツ色って言えばいいのかな、この絶妙なカラーリングに一目惚れしました。でもよく見るとテンプルが途中で顔とは逆側に曲がるようになっていて、ヴィンテージならではの面白さがあります」
【2011年購入】Vintage
「ぱっと見ただけだとわからないんですが、よく見るとフレームの形があまり見ない形というのがお気に入り。こんな風に作り手のこだわりを感じるものには惹かれます。カラーレンズは自分で入れています」
【2016年購入】Vintage
「クリアフレームのメガネもついつい欲しくなってしまうので何本か持っています。特にこれは、ちょっとオレンジがかった絶妙な色合いがお気に入り。フランスの蚤の市で偶然見つけて、すぐに購入を決めました」
【2019年購入】Vintage
「特に最近お気に入りでかけている1本です。何といっても少し大きめなラウン ドしたフレームがインパクト抜群。ちょっとサイケな雰囲気かなと思うんですが、意外なほどどんなスタイリングにもハマります」
(出典/「2nd 2023年4月号 Vol.193」)
Photo/Akane Matsumoto Text/TRYOUT
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