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1.ボトムスにディテールがあるものを持ってくるのが正攻法です。|「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司さん
ボタンダウンシャツ自体はシンプルなデザインなので、コーディネートする際はボトムスにデザインが効いたものを持ってくれるのがセオリー。
「ブルックスブラザーズのポロカラーシャツは、マディソンフィットという昔ながらの大きめのシルエットのものを好んで着ています。もちろんメイドインUSAで、これが廃盤になるという噂を聞きつけ、急いで複数買いしたのはいい思い出です (笑)。このゆったりとしたシルエットを活かしたいので、全体のバランスも考慮していますね」
2.フロントボタンの数で着方を変えるツウな着こなしでカジュアルにもドレスにも。|「チルローブ」島倉弘光さん
USAメイドにこだわり何枚もストックして いるというBDシャツ。着こなしの最大の特徴はボタンの数によって使い分けているところ。現行を含め7ボタンというスタイルが定着しているブルックスブラザーズのBDシャツだが、古いものだと6ボタンも存在する。
「襟の空き具合が全然違ってくるので、当然コーデにも差が出てきます。ラフに第一ボタンを開けて中のTシャツを見せる着こなしの時は6ボタンを。逆にタイドアップするなど少しかしこまったスタイルの時は7個ボタンを、と使い分けています」
3.タックインをして小物類で遊び心を入れる。|「GMT」三浦由貴さん
定番だけに様々なカラーリングが存在するが、まず基本的なホワイトを押さえるのが大切。「このポロカラーシャツはメイドインUSAのもので、80~90年代頃のものだと思います。今の時期なら1枚で着られますし、インナーとしても万能なんです。
ただ普通にコーディネートするとシンプルになりすぎるので、タックインして正統派な着こなしをしながらも、カジュアルなベルトだったり、遊びのあるパンツでバランスを取りました。足元はアメトラ定番のペニーローファーで締めました」
4.スタンダードカラーであるピンクに魅せられ引き立つ着こなしを提案。|「ユーソニアン グッズストア」早野海さん
「企画の参考になる」ということからブルックスブラザーズのシャツも20枚以上所有しているという早野さん。インディビジュアライズドシャツとの差に関して「インディビはあくまでもファクトリーブランドであるのに対してブルックスはスタイルそのものを提案する総合ウエアブランド。華がありますよね」と語る。
中でもピンクがお気に入りカラーとのことで、コットンリネンのチノを合わせ、色味を引き立てるコーディネートを披露。足元にキャンプモックを合わせアメリカらしさを演出している。
(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)
Photo/Satoshi Ohmura, Shigeki Tsuji, Nanako Hidaka, Akane Matsumoto, Shunichiro Kai Text/Shuhei Sato, Kiyoto Kuniryo, Okamoto 546, Kazuki Imanishi Illustration/Daiki Kosaka
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