洒落者のサマートラッド術。「原宿キャシディ」八木沢博之さんは素材感と色使いで演出!

王道のマドラスチェックを取り入れるアイビー巧者、セットアップのシアサッカーで軽やかさを演出するウェルドレッサー、レイヤードしづらい分、巧みに小物を取り入れる洒落者など三者三様のサマートラッドな着こなしから、そのノウハウを盗むべし! 今回は、「原宿キャシディ」八木沢博之さんのコーディネイトをチェック!! 

清涼感のあるブルーと素材感でサマートラッドを成立。

「原宿キャシディ」八木沢博之|56年生まれ。東京都出身。デザイン専門学校を卒業後、デザイン事務所を経て、1981年より原宿キャシディのスタッフに。今もバイヤーとして活躍

ファッション業界のリビングレジェンドのひとりである八木沢さん。ご本人のキャラクター同様に、どこか肩の力が抜けたリラックス感あるサマートラッドスタイルに。

「サマートラッドスタイルと聞いて、イメージ的にはプレッピーがしっくりと来ます。アイビーリーガーたちの夏休みを想像しながらスタイリングを組むとうまくいくかなと。個人的にはピンクやグリーンなどのカラーリングか、ベルトや時計などの小物遊びで夏っぽさを演出するのが好きですね。アイテムはベーシックなものが基本です」

  • カーディガン/コティディエン、BDシャツ/セロ、パンツ/コロナ、シューズ/コンバース、時計/キャシディ ホームグロウン、ベルト/バロンズハンター
「サマートラッドは遊びが大切です」と進言する通り、このリボンベルトの使い方は絶品。レザーベルトだとこのポップさや軽さは出ないので小物選びは大切だ
くるぶし丈のパンツに、キャンバスのコンバース・ジャックパーセルを合わせた爽やかな足元。ホワイトスニーカーは素材感で夏っぽさを増長することができる好例

「原宿キャシディ」八木沢博之さんのサマートラッドな愛用品。 

タピアロサンゼルスのジャケット

実力派デザイナーであるマイケル・タピアが手掛けるブランド。「リネンを使ったジャケットで、アンコン仕様のためカーディガン感覚で使っています。洗濯機で洗うことで風合いを出した」

アイビースポーツのTシャツ

アイビーテイストのプリントT。「これはペンシルベニア大学のもの。アイビーリーグに所属する大学がすべて展開されています」。6月11日発売予定。7480円(原宿キャシディ03-3406-3070)

エンジニアドガーメンツのポップオーバーシャツ

半袖のBDシャツは、プルオーバー型の方が1 枚で絵になりやすい。「シャンブレー生地を使ったベーシックなデザインですが、シルエットが絶妙なんです」2万5300 円(原宿キャシディ)

トップサイダーのスニーカー

90 年代にデッドストックで購入したというトップサイダーは70s もの。「これはレディーズなのですが、メンズでも履けるサイズだったので即決。夏の定番として長年履いているんですよ」

◆ 

夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。 

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」) 

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR