トラッド= 単純な伝統にあらず! 要所でモダンなツイストを利かせる。
色使いを楽しむのが中室さん流のサマースタイル。愛用品には淡色アイテムを挙げてくれたが、反面、年齢を重ねるにつれ「白」が気になり始めている。
「白Tにリーバイス501を合わせた白洲次郎が自分にとってのザ・サマートラッド。その上に大柄のマドラスを羽織りました。でも、パンツは501でなく505で、この東海岸寄りにモディファイしたテーパード具合が土臭さから脱却させてくれます。白Tもサイズ感がモダンなレショップのオリジナル。原則そのまんまでなく、ひと捻り利かせたくなるんです」
- メガネ4 万7000 円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ☎03-3409-7285)、ブルゾン/キャプテンサンシャイン、Tシャツ/エルイー、パンツ/リーバイス、シューズ/クロケット&ジョーンズ
「ムロフィス」中室太輔さんのサマートラッドな愛用品。
1.E5 アイヴァンのサングラス
爽やかなクリアピンクのフレームが特徴。「マスクとの兼ね合いで、レンズも薄いタイプに。さらに『ツァイス』社の曇り止めを愛用しています」。4万6000 円(アイヴァンPR☎03-6450-5300)
2.デサントディーディーディーのシアサッカーシャツ
「シアサッカーですが、実は化繊素材。とにかく抜群に涼しいです。オーセンティックになり過ぎない、このひと捻りは意識しています」1 万4300円(デサント ブラン 代官山☎03-6416-5989)
3.クルールンのリブソックス
「ドレス寄りのソックスに色で遊べるアイテムが少なかったから」と立ち上げた自身のソックスブランド。エジプト綿の微光沢が夏にマッチする。各3520 円(ムロフィスinfo@yolken.co.jp)
4.プロダクトトゥエルブのパンツ
「最近、白のパンツをてらいなく穿けるようになりました。2タックなのでボリュームを出せ、Tイチでもサマになります」。3 万7400 円(プロダクトトゥエルブ info@producttwelve.jp)
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夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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