洒落者のサマートラッド術。「ファーストハンド」森畑優太さんの白シャツが主役の大人な着こなし。

王道のマドラスチェックを取り入れるアイビー巧者、セットアップのシアサッカーで軽やかさを演出するウェルドレッサー、レイヤードしづらい分、巧みに小物を取り入れる洒落者など三者三様のサマートラッドな着こなしから、そのノウハウを盗むべし! 今回は、「ファーストハンド」森畑優太さんのコーディネイトをチェック!!

爽やかな白シャツが光る大人なサマートラッド。

「ファーストハンド」森畑優太|93 年生まれ。徳島県出身。学生時代より大手セレク トショップで働き、卒業後にデイトナ・インターナ ショナルに入社。昨年より現職に就任した

注目の若手バイヤーのひとりである森畑さん。自らに独自のルールを課したサマートラッドスタイルは、シンプルだが奥深い。

「基本的にTシャツにショーツというスタイルは真夏でもしませ
ん。できる限り長袖を着ていて、ホワイトを基軸とした色か、シアサッカーやリネンで季節感を取り入れるのがマイルール。どうしても暑くなったら、Tシャツ代わりにコットンニットを着ていますね。夏場はどうしてもシンプルになってしまうので、メッシュベルトやスカーフなどで、うまくニュアンスを出すのも好みです」

  • シャツ/ブリエンヌ パリ ディス(ファーストハンド レイヤード ミヤシタパーク☎03-6805-1828)、スラックス/ベルナールザンス、シューズ/ジェイエムウエストン
足元はJ.M. ウエストンの名作である180 ローファー。あえてブラックのスウェード を選ぶことで、カジュアルかつこなれた印 象に。シングル仕上げの丈も絶妙である
リネン素材のノーカラーシャツは、ブリエ ンヌ パリ ディス。襟がないので、リラッ クスした印象を与えられる。あえてインナ ーにはクルーネックTを着用した

「ファーストハンド」森畑優太さんのサマートラッドな愛用品。

1.ウティのバスクシャツ

ブランドのアイコンとなるオーバーサイズのバスクシャツ。「配色とシルエットが絶妙な名作です。ネックが広いので重ね着しても◎」1万9800 円(アーセンス☎ 03-6258-1785)

2.ジェイアンドエムデヴィッドソン

「メッシュベルトの名作なので、ベーシックな色を2 本買いしました」と語る森畑さん。定番として名高いメッシュベルトは、剣先に付いたシルバーパーツがさり気ないアクセントになっている。

3.半袖のコットンニット

茶系のボーダーはマルセルラサンス、無地はすべてジョンスメドレーのコットンニット。「基本的に自宅以外でT シャツ1枚にならないので、コットンニットがその代わりを果たしてくれます」

4.ファーストハンドのスラックス

涼し気なトロピカルウールのスラックス。「もちろんコットンも好きですが、夏場は季節感を出したいので、トロピカルウールやリネンの素材を使ったものが主軸。シルエットは太めが最適です」

夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。

(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

Pick Up おすすめ記事

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...