爽やかな白シャツが光る大人なサマートラッド。
注目の若手バイヤーのひとりである森畑さん。自らに独自のルールを課したサマートラッドスタイルは、シンプルだが奥深い。
「基本的にTシャツにショーツというスタイルは真夏でもしませ
ん。できる限り長袖を着ていて、ホワイトを基軸とした色か、シアサッカーやリネンで季節感を取り入れるのがマイルール。どうしても暑くなったら、Tシャツ代わりにコットンニットを着ていますね。夏場はどうしてもシンプルになってしまうので、メッシュベルトやスカーフなどで、うまくニュアンスを出すのも好みです」
- シャツ/ブリエンヌ パリ ディス(ファーストハンド レイヤード ミヤシタパーク☎03-6805-1828)、スラックス/ベルナールザンス、シューズ/ジェイエムウエストン
「ファーストハンド」森畑優太さんのサマートラッドな愛用品。
1.ウティのバスクシャツ
ブランドのアイコンとなるオーバーサイズのバスクシャツ。「配色とシルエットが絶妙な名作です。ネックが広いので重ね着しても◎」1万9800 円(アーセンス☎ 03-6258-1785)
2.ジェイアンドエムデヴィッドソン
「メッシュベルトの名作なので、ベーシックな色を2 本買いしました」と語る森畑さん。定番として名高いメッシュベルトは、剣先に付いたシルバーパーツがさり気ないアクセントになっている。
3.半袖のコットンニット
茶系のボーダーはマルセルラサンス、無地はすべてジョンスメドレーのコットンニット。「基本的に自宅以外でT シャツ1枚にならないので、コットンニットがその代わりを果たしてくれます」
4.ファーストハンドのスラックス
涼し気なトロピカルウールのスラックス。「もちろんコットンも好きですが、夏場は季節感を出したいので、トロピカルウールやリネンの素材を使ったものが主軸。シルエットは太めが最適です」
◆
夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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