1.foot the coacherのNONE-SPORTY SNEAKERS |「ニート」デザイナー・西野大士さん
名作スニーカーのデザインを忠実にサンプリングしたレザーシューズに、さらに自分でカスタムを施したという1足。「実際、サイドは1ラインにだけパンチングされているのですが、3ラインあるかのようにペンで丸を描き、タンとヒールにもそれっぽい落書きを加えました(笑)。あとはスニーカーのように見せたいので、大きめのサイズを選んで紐でギュッと縛って履いています」
2.CLARKS ORIGINALSのワラビー |ファッションライフスタイルエヴァンゲリスト・大坪洋介さん
「ホワイトシューズ(スニーカー)以上、ブラックシューズ(ドレスシューズ)未満というスタンスのワラビーは大好きで定期的に購入」と大坪さん。夏らしいラフィア素材のウーブンジャケットアッパーで、タッセルをカスタム。8800円(サンタセッギャレリー http://santasse.com)
3.NKEのChicago |「ドレイクス 銀座店」ストアマネージャー・中川貴弘さん
1994年に発売されたもの。「ドレイクスのルックで使われているのを見て一目惚れでした」という中川さん。なんと10年以上スニーカーを履いていなかったにも関わらず、このアイテムをきっかけに今年1年で50足ものスニーカーを収集したとか。「最近はスニーカー熱が高まりすぎて、ついにナイキ以外のブランドのものにまで手を出してしまいました。この歳で完全にスニーカー沼にハマってしまいましたね(笑)」。
4.nakamuraのシューズ |「莫」代表・西 秀明さん
アメリカ海軍のG-1フライトジャケットから着想を得て、nakamura shoesに別注を施したコートスキンのイージーチャッカ。コンフォータブルな履き心地から、毎日のように履きたくなるシューズなのだとか。「履き込んで慣らす必要のない軽快な履き心地。足を包み むようなフォルムで、パンツの後ろ裾に干渉しないように踵部分が低く設定されているのも特徴です」
5.ANATOMICA by ALDENのプレーントゥ |「ウティ」デザイナー・宇多悠也さん
今年にフランスへ訪れた際に立ち寄った名店アナトミカで購入。「過去にも何度か別注のオールデンを購入していますが、これは毎日履いています。ここの別注はアンライニングでモディファイドラストのため、サイズを間違えなければ、これ以上のない履き心地の良さです。気に入って、頻繁に履いていますね」
6.F.lli Giacomettiのサイドゴアブーツ |「フィルメランジェ」ディレクター・関口文也さん
「イタリアのサイドゴアブーツにしてはボテッとしたフォルムですが、キャップトゥのデザインで落ち着きがあります。素材がスウェードなのも含め、武骨さと上品さのバランスに惹かれました。ビブラムのラバーソールで、雨でも履けます。めちゃくちゃ履きやすくて、出張もこれで行きます」12万6500円(ロフトマンコープ 京都 TEL075-212-5352)
7.YECHVARD TENNISのスニーカー |「アイビー ネイビー」オーナー・小野雅之さん
「もう見るからに某社製のデザインですよね (笑)。恐らく同じ工場で作られています。展示会で出会ってオーダーしましたがドロップ。どうしてもとお願いし、サンプルの数 だけ集めました。当初は面白半分のつもりでしたが履くとこれが中々良い、実力派でした」
8.PrabootのBARTH |モデル・安井達郎さん
たくさんのブランドの服を身に着けるモデルという職業柄、魅力的なアイテムに出会う機会も多い。「スタイリングで着用して気に入ったので翌日買いに行きました。秋まで履ける色と素材感がお気に入りです」
9.J.M.WESTONのハーフハント #598 |「オーベルジュ」デザイナー・小林 学さん
「フランスに住んでいた時、40、50年代のヴィンテージ靴を探して履いていましが、その頃に慣れ 親しんだのがこの赤茶系の色。いま、#598 でこのレッドエトルスコという名称の色はリリースされていません。実は、
御殿場のアウトレットに旧作が眠っていたのを発見しました」。14万8500円(ジェイエムウエストン 青山店 TEL03-6805-1691)
10.REGAL TOKYOのゴルフシューズ |「2nd」副編集長・不気味くん
リーガルの旗艦店で販売されていたクラシックなサドルデザイン。「いまではゴルフシューズもスニーカー然とした軽いデザインが主流。クラシックでもニッカボッカはやりすぎだけど、革靴好きならサドルくらい履いてラウンドしてみたいもの。だけど、探したらそもそもサドルが全然ない(笑)。リーガルでももう廃盤だとか。店頭在庫のみなので、急いで!」5万9400円[参考価格](リーガル トーキョー TEL03-3567-1400)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2022年2月号 Vol.179」)
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