「フィット感」に「デザイン性」……愛用者が語るボクのイチ押しグレゴリー。

  • 2021.11.01  2017.03.23

「パックは背負うのではなく、着るものだ」。創業者ウェイン・グレゴリーはいう。革靴と同様に、最適のフィッテイングで選ぶべきだと。この一心なバッグ作りへの思いは、40年のときを経たいま、ボクらへと繋がっている。

アメリカというアウトドア大国でバッグの代名詞となり、その名を世界に広めたグレゴリー。なぜこんなにもグレゴリーファンが多いのだろうか……。そこで、筋金入りのグレゴリー好きが普段使いしているモデルについて調査。背負い心地、デザイン、耐久性……。愛用してこそわかる、個人的フェイバリットポイントを教えてもらった。

カジュアルにワンショルダーで持つのが自分流。

【1LDKディレクター 三好良さん】

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「グレゴリーは憧れの存在。アウトドアブーム全盛の頃、雑誌ではよく見ていたんですがまだ小学生だったので、当然買えなかった(笑)。なので、あれから20年近くたったいまでも、僕の中では他のアウトドアブランドよりもワンランク上のイメージがずっとありますね。この『デイアンドハーフパック』は、サイズ感も普段使いにちょうど良いので、カジュアルにワンショルダーで持つのが自分のスタイルです」

【MY GREGORY:『オールデイ オールホワイト』】

「カタチはクラシックですが、デザインがすごく洗練されていて、イイですよね。ボディと同色のタグもミニマムな雰囲気で好き。付属まで同じ色にしているところもカッコイイ。さすがインターナショナルなブランドだと思います」

細部にまでこだわったディテールがgood!

【アウトドアスタイル・クリエイター 四角友里さん】

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「2003年に山歩きをはじめて、2010年頃から女友達と山へ出かけるようになり、山小屋に泊まって数日間山を歩く、というスタイルが好きになりました。そんなときに、山小屋泊用にちょうど良いサイズのバックパックが欲しくて購入したのがコレです。実際に背負って山歩きをしていると、女性特有の身体のシルエットに合うように設計されていたり、本当に細かいディテールまでしっかりと作り込まれていることを改めて実感しましたね」

【MY GREGORY:『ジェイド30』】

「購入する際には、ひとつひとつザックに重りを入れて背負い、一番自分にフィットしたのがこのモデルです。薄紫色も気に入ってます。自然の中で同じ色の高山植物を見つけると色合わせをしているような気持になりますね」

普段使いから旅行まで頼れる!

【スタイリスト 荒木大輔さん】

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「私の中でグレゴリーのリュックは、“背負いやすい”、“壊れない”、“使いやすい”の三拍子が揃ったデイリーなバッグという位置付けです。それは昔も今も変わりませんね。アウトドアギアというよりはファッションアイテムとして、18、19歳頃から長く付き合ってきました。若い頃は、ウエストバッグの『テールメイト』を斜め掛けするのがスタイルでしたが、現在はリュックが基本なので普段使いから旅行時まで頼れるパートナーです」

【MY GREGORY:『リーコンパック』】

「『リーコンパック』は、最近行った、アメリカ出張でも活躍したミリタリーライクなモデルです。個人的に軍モノは好きな部類ですが、武骨さよりも現代的な要素を盛り込みながら表現した、いまのスピアシリーズのテイストが好みです」

 

小さい頃から憧れだったというファンも多いグレゴリー。その魅力は、やはりクラシカルな部分を継承しながらも常に進化を続けている点ではないだろうか。機能面、デザイン、快適さ。そのどれをとっても一級品の完成度は、これからもグレゴリーファンを増やし続けるに違いないだろう。

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