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10万円切りのMacBook Neo、手にしてみると愛おしい【先行レビュー】

物価高な昨今、去年のiPhoneのチップセットを搭載するという奇策で、10万円を切る低価格を実現したMacBook Neo。本日(3月11日)の発売に先んじて、お借りすることができたので、レビューをお届けしよう。ベンチマークの数値は想定ほど伸びなかったが、いくつかアプリを動かしてみたところ、思ったよりも使えそう。何よりもアップルらしい触る楽しさに満ちている。

シンプルだが、少しかわいいパッケージ

久々の完全新規モデルなので箱開けからお届けしよう。剥がすと捨ててしまう包み紙のリップにまで、こんな小細工がしてあるところにMacを買ったんだなぁという感慨を覚えるはず。

試用機としてお借りしたのは一番安価な9万9800円で買える256GBのシトラス。Touch IDも省略されているほどの廉価モデル(連携するApple Watchを装着してる時はロック解除するように設定できる)。学割なら8万4800円。さすがに文句なしの価格だ。価格に文句はないが、十分な性能が発揮できるかどうかがキモだと思う。

アダプターはなんと20W。それで事足りるというのだからビックリだ。

見かけ上の細かい差分をチェック

天板のアップルマークの仕上げがこれまでのMacBookシリーズと少し違う。 これまでのMacBookシリーズは、ツヤ感のあるメタルのような素材が埋め込まれていたが、MacBook Neoは表面加工は違うが同じアルミのように見える。素材については推測だが、ともあれ、仕上げがツヤ消しになった。

キーボードは本体色に対応した薄い色味がついている。このシトラスであれば、薄いシトラスカラーに染められている。また上位モデルと違ってバックライトは付いていない。今にして思えば、タッチタイピングできるのであれば光る必要はないのだが。光った方が楽しいが、光らなくてもそう困るものではない。

トラックパッドも感圧式ではなく、久々の物理的に動くタイプ。触った感じは少し違うが、これで困るわけではない。 サイズも上位モデルより少し小さい。

あと特徴的なのは裏面のゴム足がキートップと同じ色になっていること。黒でもいいような気がするが、こうすることでポップな感じが出ていることは確かだ。

数値上は低いが、一般的な用途には十分な性能

まぁ、何を『一般的』というかは議論の余地があるところだが。

まずはおなじみのGeekbench 6とGeekbench AIを回してみた。 これまで筆者が計測してきた他のマシンのデータと比べてみよう。

発表時に筆者が作った表はiPhone 16 Proのスペックをベースにしており、それでMacBook Air M1と同等性能と述べていたのだが、実際にはMacBook Neoの方がGPUコアがひとつ少ない。なので、GPUメタルのスコアは予想より下回っている。しかし、コアそれぞれの性能自体は高いのでCPUのシングル性能や、AIについてはMacBook Neoの方がはるかに性能が高い。

10万円切りMacBook Neo登場。性能はAir M1相当!?  とりあえず買った

10万円切りMacBook Neo登場。性能はAir M1相当!? とりあえず買った

2026年03月05日

MacBook Air M1は、今でも日常的な処理なら十分に使えるマシンなので、MacBook Neoも同等と考えていいと思う。

少なくとも、メール、ブラウザ、ドキュメント処理、(プロレベルでない)写真の処理などに使うのならまったく問題ないはずだ。かなり枚数のあるKeynoteのプレゼン資料を開いてみたが、まったく問題なく使える。もちろん、何をやるかは人それぞれなのだが、「メールと、ウェブブラウジングしかしなくて」という人ならMacBook Neoで十分であることが分かる。

アップルのサイトを見ても動画を編集している写真はなかったので、そこはアップルとしては推奨していないのかもしれない。しかし中には学生時代に動画作成に目覚めてしまう人もいると思うので、実際のところ使えるのかどうかは気になるところ。

というわけで、Premiere Proをインストールして少し動かしてみた。

もちろん、長時間使ったわけではないので、動画のストリーム数が増えて、加工が増してくると辛くなるのかもしれないが、少なくとも「動作しない」ということはなかった。たとえば、SNS投稿用の軽い動画を作るのならまったく問題はないと思う。あとは、まぁ、どのぐらいまでならOKかはもうちょっと使い込まないと分からないが。

カラフルでかわいい。使い込むと愛しく感じそう

MacBook Air M4(13.3インチ)と並べるとこんな感じ。ディスプレイサイズは13インチと、13.3インチと数字上はわずかなのだが、こうやって並べてみるとかなり差があるように感じる。逆に、MacBook Neoが華やかで素敵と感じる人もいるだろう。

ディスプレイの縁も太さも思ったほど気にならない。また、この縁にカメラが内蔵されるので、今回はノッチが付かない。そちらを喜ぶ人もいるかもしれない。

もちろん、日常的に使い込んでいかなければ実際のところは分からないが、第一印象はかなりいい。思ったより重いアプリも動きそうだ。

筆者も持ち歩き用に購入したので明日到着予定。自分のMacBook Neoが到着したら、もっといろいろアプリを入れて、日常的に使い倒して、その様子をレポートしていきたいと思う。お楽しみに!

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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