iPhone 17eは10万円切りを維持。お勧めできる商品に
昨年iPhone 16eは2月19日に発表されたが、定番モデル化したためか、今年は3月初旬の新製品発表ウィークに含まれたようだ。また、一部では最廉価モデルである『e』は、毎年発表ではなく『SE』のように不定期の発表になるのではないかという噂もあったが、『17e』の発表により、毎年アップデートされる戦略である可能性が高まった。

iPhoneの中で最も手に取りやすいiPhone 17eは、半導体価格の高止まりや円安という現在の困難な状況にもかかわらず、最低ストレージを128GBから256GBへと2倍に増やしながら、価格は9万9800円を維持。これには大きな努力があったと思われる。素晴らしい。
スペック面の進化について詳しく見ていくと、チップセットには最新のiPhone 17と同じA19チップを搭載。これによりApple Intelligenceの処理が大幅に高速化している。また、モデムをC1からC1Xにアップデートしたことで、最大2倍の高速化を実現した。
カメラ機能に関しては、画素数自体はiPhone 16と同様の48MPだが、表記上Fusionカメラシステムとなっている。ここはどう違うのか(違わないのか)確認したいところ。
その他のアップデートも充実している。前面ガラスはセラミックシールドからセラミックシールド2へと強化。そして、iPhone 16eの大きな減点ポイントだったMagSafe非対応が解消され、Qi2による最大15Wでの非接触充電が可能となった。
筆者は、昨年のモデルで言えば、iPhone 16が非常に傑作であったため、16eよりも16を推奨した。しかし今年は、非常にお勧めできる17よりも、さらに17eをお勧めできるのではないかと考えている(このあたりは改めて製品に触ってレポートしたい)。特に若い層や高齢層など、シビアな機能を使わずに長期間同じデバイスを極力安価に使いたい人には勧めたいと思う。
ちなみに、現在アップルのNewsroomにはSIMトレーのある写真が公開されているが、製品ページには物理SIMではなくeSIMと明言されているので、今後確認するが、おそらく日本仕様はeSIMのみとなるのだろう。これでiPhoneの現行モデルはすべて物理SIMが廃止されることになる模様。
M4搭載で、9万8800円〜はお買い得
次にiPad Air (M4) についてだが、こちらも一番のトピックは9万8800円と価格を維持したことだろう。

10万円を切る価格でM4チップが搭載されているのは、正直なところ驚きである。M3→M4の性能面でも進化は著しく、CPU性能はもちろん、GPUのレイトレーシング性能が非常に高い。Neural EngineもM3からM4になったことで性能にかなりの差が出るはず。また、RAMが8GBから12GBに拡大された効果も大きそう。
現状、ディスプレイの美しさや処理能力においてiPad Pro (M5) が最高峰であることは言うまでもないが、価格差はかなり大きい。一般ユースで考えれば、iPad Air (M4) は非常にお勧めできるモデルだ。
iPhone 17e、iPad Air(M4)とも、今後のレビューを楽しみにしていただきたい。
(村上タクタ)
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