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で、iPhoneのカメラコントロールは結局便利だったのか?

iPhone 16シリーズから新設された『カメラコントロールボタン』。結局のところ、これは便利なんだろうか? みんな使っているのだろうか?

いまひとつ活用できていないカメラコントロールボタン

iPhone 16シリーズが発売されて、約3カ月が経った。インターフェイス上の大きな特徴のひとつが、カメラコントロールボタンだ。

このボタンはカメラの起動ボタンとしても動作して、同時にタッチパネルとして被写界深度や露出、ズーム、スタイル、などを操作することもできる。

ただ、ダブルクリックして設定を切り替えるなど、操作が少々難しいところもあり、筆者が知る限り、多くの人はカメラ起動ボタンとしてだけ使っているように思う。

そもそも、位置がiPhoneのコーナーから少々遠く、操作性がよくない。もっと、コーナーに近い位置の方がいいと思う。iPhoneケースを装着すると、さらに操作性は悪化する。

スタイルや、ムードもあまり使ってる人をみたことはない。

iPhoneの標準カメラは非常によくできたプロファイルを持っているし、標準のプロファイルで撮っておいて、あとで加工すれば良いと思うのだ。

カメラコントロールを活用できるシーンとして考えられるのは、iPhoneを三脚などに固定したシチュエーション。この状況だと、カメラコントロールボタンは非常に操作しやすい。

本当はVisual Intelligence起動ボタン?

実は、このボタン、実はまだ(日本では)表に出ていない用途がある。

それが、Apple IntelligenceのVisual Intelligenceという機能の操作ボタンとしての役割だ。

たとえば、道端で見かけた犬。Visual Intelligenceを立ち上げてカメラを向けると、その犬種などを解説してくれる。この持ち方、この位置ならカメラコントロールボタンは非常に使いやすい。おそらくこちらの用途の方が本来的な役割なのだ。つまり、AIを呼び出すCopilotボタンのようなものだ。

街角のポスターをVisual Intelligenceに見せて、そのままカレンダーに登録することもできる。

そのまま、Apple IntelligenceからChatGPTを呼び出して、ドキュメントの要約、翻訳などを行うことも可能だ。

しかし、この機能、iPhoneでもとても便利だが、Vision Proで使えたら、さらに便利じゃないだろうか? もしかしたら、Vision ProもApple Intelligenceも、そのあたりから本領を発揮し始めるのかもしれない。

(村上タクタ)

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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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