スマホで撮った写真のバックアップ、どうしてますか?
正直なところ、筆者は写真のバックアップはiCloudでOKだと思っている。
しかし、冷静に考えると、多くの人が有償のiCloudを契約しているワケではないだろう。どのぐらいの人が、契約しているのだろうか? 少なくとも多くの人は契約していないだろう。
思えば、子どもが小さい頃、近所のお母さんから「iPhoneが壊れて写真が消えた。生まれた時からの写真全部! IT詳しいならなんとかして!」と泣きつかれたことが何度もあるが、「バックアップ取ってないなら無理っす!」と答えるしかなかった。
しかし、月額課金のバックアップには抵抗がある人が多いのだ。
Maktar Qubii Powerのクラファン本日スタート
そんな人にお勧めなのが、Maktar Qubiiシリーズ。充電していれば自動的に、micro SDカードにバックアップを取ってくれる。
そのMaktar Qubiiに最新モデル、アダプター機能が付いたQubii Powerが追加され、本日7月4日12:00からGREEN FUNDINGでクラウドファンディングが開始される。
Maktar Qubii Power【GREEN FUNDING】
https://greenfunding.jp/lab/projects/8357
クラファンモデルは、いずれもO、BF、Cタイプの海外で使える変換アダプターが付属しており、標準モデルとmicro SD付きモデルが用意される。
従来のQubiiの機能に充電機能を追加
新しいMaktar Qubii Powerは、従来のQubiiシリーズ同様のmicro SDカードを使ったバックアップ機能を持つ他、45WのPD急速充電器としても機能する。45Wなら、アップル製品でいえば、iPhone、iPad、MacBook Airなどの充電器として十分使える。MacBook Pro 14インチでも使えなくはないが、充電速度は遅く、重い処理をすると消費の方が多くなるかもしれない……というぐらいの電力量。
iPhone側にはアプリをインストールし、バックアップするデータについて確認したり、写真以外のデータのバックアップの管理を行ったり、逆にQubiiからスマホに復元したりすることができる。
また、複数人数で使ってもデータが混ざらず別々に管理することができたり、PCに接続して、外部ストレージとして利用できたりもする。
創業者/CEOのMactaris(陳良信)さんは、大のMac好き
今回の発表会は、二子玉川の蔦屋家電で行われたのだが、Maktar社の創業者/CEOであるMactaris(陳良信)さんも来日されており、社名の由来などを聞くことができた。
Mactarisさんは、日本のハドソンが開発した名作ゲーム『Nectaris』とMacが好きで、それらを合わせた『Mactaris』を英語名としていたという(台湾や、香港の人は、漢字の本名と別に、ビジネスなどで使う英語名を持つことが多い)。『Mactaris』を社名として、アップルにMFi認証の申請をしようとしたら、『Mac』を含む名前は登録できない……といわれて、ラテン語訳して『Maktar』を社名としたのだという。
Mactarisさんは日本のアニメ、ゲームと、Macが大好きなのだそう。数多くのMacやアップル製品をコレクションしているが、一番のお気に入りはApple IIGS。
One More (Next) Thing….
今回の発表会は、日本進出のための大きなマイルストーンとして、同社の方や、台湾のメディアの方々も大勢いらっしゃっていた。今後、日本でもさまざまな商品展開がありそうだ。
またこの先の商品展開として、Wi-Fiで同期するクラウドストレージのような商品も計画しているとのこと。
現在のMaktar Qubii Powerは、他にバックアップ手段を持たない人がメインのターゲットになると思うが、バックアップは常に多くの人にとっての課題。自分にフィットするやり方を考えていきたい。
(村上タクタ)
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