物語のある上質文具
どんなに小さな文具でも、企画や設計、製造には多くの人手が携わり、作り手の想いは千差万別。そして愛用している文具の使い込んだ傷や、筆跡やインクの色を眺めると、それまでともに歩んできた思い出がそっと蘇ってくる。
この特集では、モンブラン「マイスターシュテュック」の100周年モデル、能登半島地震の被害を受けた塗職人の万年筆、美濃和紙の伝統を守る和紙文具メーカー、岩手県は雫石に移住して自然の中で生まれる手製本ノートなど、さまざまな視点の物語をひも解いてく。
また、各界で活躍する文具好きの方々の思い出の文具とエピソードを聞き、使い手目線の文房具物語も紹介。
イタリアの老舗ブランド「オマス」が復活!
1925年に創業し、2016年に惜しくも廃業したイタリアの名門「オマス」が復活。今期は当時一世を風靡した名作3シリーズが現代に蘇った。オマス復活の経緯も含めて、魅力的な製品をいち早くご紹介しています!
【連載】モーニング娘。’24 「岡村ほまれの文房具にハロー!」
文具好きアイドル、岡村ほまれさんの連載では「エポックケミカル」の工場を訪問。エポックケミカルは、小さなペンをつなげて楽しむ「アンドバーレル」やペン先が丸いマーカー「マルライナー」など、おもしろ筆記具を製造しているメーカー。
色数豊富なカラーペンのインク注入工程などを見学させてもらい、岡村さんも大満足。
【DATA】
趣味の文具箱
2024年7月号 vol.70
2024年6月13日発売
定価1980円
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じぶんに合った書きやすさが見つかる「TUZU – アジャスト万年筆、ボールペン」発売