カッコよくなりたい一心で服を作っていた少女時代
わたしの小さい頃からの夢は、自分の洋服のブランドを立ち上げること。スウェーデンは制服(セーラー服)ではないので、ファッションセンスは幼稚園から試されます。小学校に上がれば変なものを着て来たらいじめられる。カッコ良ければクラスのスターになれる。下着ですらチェックされます。体育の時間の後はみんなでシャワーを浴びますので、全て見られます。いつも気を遣います。
幸い、私の母はお裁縫が得意で、ズボンの型紙が作ってあったので、中学校からはそれらを使って自分の服を作っていました。母にいつも「雑だ!」と言われながらも涙を飲んで頑張ってました。
自分では最初、気づかない雑さから学べば良い。中学校のときは使い古したタオルを切って、スウェーデンの厳しい寒さに耐えられるアウターまで作りました。死ぬほど寒くて、だからスウェーデンの寒さには耐えてなかったけど….諦めることなく、それで学校に行ってました。カッコ良くいたいからの一心で。
日本に来てからは、葛飾の祖母の足踏みミシンでステージ衣装を作ってました。マドンナにどハマりしていた時期だったので、チューブ生地が多く、あとはお金が無かったのでおばあちゃんの家にあった余ったものでなんとか作ってました。
シンプルなスカートに100円均一で買ったさまざまな作り物のフルーツをくっつけては斬新なものが誕生した。しまいには、当時の事務所の封筒でハットまで作りました。貧乏は楽しい! アイデアがいっぱい浮かぶし、誰も持ってないものが財産でした。
着心地のいいブランド『Queen Li』、9月3日(日)デビュー!
でも最初に話したように自分のブランドを立ち上げる夢はずっと消えませんでした。
2010年にジュエリーデザイナーデビューをして、ブライダルを得意とするジュエリーブランド“SISTINA“とコラボレーションして“LiLiNa“を立ち上げ、一時期はカバンや財布の国内ブランドとコラボレーションしたりと物作りが大好きです。
そして!! 9月3日に念願のデザイナーデビューをします。ここ数年、素晴らしいスタッフと出会い、いろいろデザイン考えたりして、着心地の良さととにかく日本をもっと明るくしたい一心から『Queen Li』を立ち上げました。
ハッピーに、元気に、パワフルに。日本の女性に輝いてほしい! そして、このデビューのコレクションのメインとなるシャツは男性も着られます。
デビューコレクション発表! モデルはもちろんわたし!
とにかくなくしたかったのは「いや〜、今日の服がイケてないから出かけられない」。そんな断り方はもうダサい。いつもちゃんとしていれば、フットワークも軽くなりますし、デキる女でいることがこの時代にはマスト!
なんてたって着心地も良いので❤︎
そして最後にこの『Queen Li』デビューコレクションで大切にしたのは、お互いを組み合わせて着られること。
秋は楽しいファッションの季節。
今年こそ、ちゃんとしよ!
新ブランド『Queen Li』9月3日(日)
9:00〜ショップチャンネルで生放送デビュー!
※9月1日(金)よりショップチャンネルで先行購入可能
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