コスメポーチの中身も公開! メイク男子のこだわり対談【宮永えいと×後藤晃成】

アラサーのメイク男子のおふたり「GO TODAY SHAiRE SALON所属スタイリストの宮永えいとさんと、「NOVAN」所属スタイリストの後藤晃成さんが、メイクをするようになって気づいたこと、今ハマっているアイテムなどを披露。TPO対応や肌のコンディションが変化する大人だからこそ、知っておきたい貴重な情報がどんどん飛び出した!

シンプルで奥深くてマニアックなメンズメイクの世界を探求しています。(宮永さん)

右)「GO TODAY SHAiRE SALON」宮永えいとさん|みやながえいと。『ゴートゥデイシェアサロン』所属スタイリスト。1990年8月1日生まれ。東京都出身。日本美容専門学校卒業。身だしなみブランド「RETØUCH」(レタッチ)を展開 左)「NOVAN」後藤晃成さん|ごとうこうせい。『ノーヴァン』所属スタイリスト。1992年6月16日生まれ。岐阜県出身。名古屋理容美容専門学校卒業

—— メイクを始めた きっかけを教えてください。

宮永 もともとずぼらな性格でメイクには興味がなかったのですが、サロンで店長をしていた2526歳の頃に、働きすぎて顔が疲れまくって、2週間連続でお客さまから「えいとさん、疲れてますね」と言われてしまい……。これはプロとしてよくないなと思い、スキンケアを始め、明日から改善するためにファンデーションを手に取ったのが最初です。

後藤 よっぽど疲れて見えたんでしょうね……。僕はずっと人(女性モデル)にメイクをしていたので、自分の肌に対しても普通より敏感なせいか、年齢と共に自分の肌のアラが気になり始めたのがきっかけです。本当に無意識に自然とメイクを始めていました。

——メイクのやり方はどうやって学んだのですか?

宮永 女性と同じですよね。

後藤 そうですね。僕の場合は肌質が女性と違うくらいで、やり方は全部女性と一緒です。やってみて、やったほうがいいなと思いました。くすみもカバーできますし、清潔感が出る気がします。

宮永 たしかに。でも女性の場合は色使いでかわいくすることができますが、メンズに「色」はなかなか使えないじゃないですか? だからこそシンプルで奥深い世界だと思ったんです。「色は」使えないから「影」とか。ニキビを隠すのにもあれこれ重ね塗りするのではなく、塗る角度にこだわったり。マニアックなんですよね。そういうのがおもしろくてどんどん探求するようになりました。

後藤 わかる気がします。

宮永 スキンケア+メイクをしたことによって気持ちもシャキッとしたといいますか。疲れて見られないようにしようという意識が生まれましたね。実際、ベースを塗る+心の変化で、見事にお客さまから「疲れてますね」とは言われなくなりました。

——メイクを始めてみて、難しいと感じたことはありますか?

後藤 自分のダメな部分を客観視しないといけないのがしんどいです……。宮永 あー、それめちゃくちゃありますね。あるある!

後藤 毎日鏡でお客さまは見ていても、自分の顔は見ませんから、メイクを始めて改めてよく見てみたら、毛穴が開いてるなとかクマがすごいなとかに気づき……。客観視できないと直せないんです。

宮永 本当にそうですよね。自分を俯瞰で見ることができる男性は少ないと思います。だからまず、どこを直せばいいのかがわからない。でも1週間じっと見ていればわかるようになります。

後藤 女性は中学生くらいから自分の顔と向き合っているのですから、すごいと思います。

まずはBBクリームで肌を整え、クマをコンシーラーでカバーしてみましょう!(後藤さん)

——最近、お気に入りのアイテムを教えてください。

宮永 僕はスキンケアがメインなので、BBクリームにはこだわっています。自分に合う物を探すために、通販で2030種類購入してとにかくいろいろ塗ってみました。

後藤 すごい!

宮永 そのなかでわかってきたことがあって。1トーン明るくしたほうがいい人もいるし、しなくていい時もあります。逆に1トーン暗くしたほうがいい人もいるし、いい時もあり、TPOに合わせて使い分ければいいことに気づきました。僕の場合は明るくも暗くもないキープトーンを使用していますが、写真や動画を撮るなら1トーン明るくし、夜の会食の時は1トーン暗くして落ち着いた印象に見せるというように使い分けています。

後藤 なるほど。僕はいろいろ使うタイプなので、下地とファンデーションがお気に入りですが、最近はアディクションの「メイクアップ フィックス マイクロミスト」をよく使っています。乾燥を防いで保湿しつつメイクのもちもよくしてくれるので、1カ月に1本ペースで使っています。

宮永 へぇ~。よさそうですね。保湿で言えば、僕は夜のトナーパッドにハマっています。

後藤 インスタで見ました!

宮永 パックは顔に広げるのが面倒ですし、手がヌルヌルするのもイヤなんです。

後藤 液が垂れますしね。

宮永 そうそう! 韓国で流行っているトナーパッドは朝の拭き取り美容液にもなりますし、そのまま貼ればパックにもなるので、重宝しています。あと、日焼け止めも買いました。男性は全員塗ったほうがいいと思います。顔に「塗る」ことに慣れてなくてもSHISEIDOメンの「クリアスティックUVプロテクター」なら使いやすいと思います。

——これからメイクを始めたい人へアドバイスを。

宮永 いきなりハイブランドの物ではなく、ドラッグストアで売っているBBクリームからスタートするのがいいと思います。

後藤 たしかに! メンズはすぐハイブランドに行きがちですからね。

宮永 自分と雰囲気が近いユーチューバーの方が使っているアイテムをマネして使うのがおすすめです。

後藤 最初はBBクリームを塗って肌をナチュラルに整え、コンシーラーでクマをカバーする、というところから始めるのがよいと思います。眉は眉サロンで整えるのがいいですよね。

宮永 僕もそう思います!

宮永さんのポーチの中身公開!

左上から時計回りに)
バランシング チューナー(コーセー)
グリーンタンジェリンビタC トナーパッド(グーダル)
クリアスティックUVプロテクター(SHISEIDOメン)
スキンケアシェーバー ラムダッシュ 3枚刃 ES-MT21(パナソニック)
ブルー セラム アイ(シャネル)
キュレル 美白ケア フェイスクリーム(花王)
キソピュアエッセンス(基礎化粧品研究所)
/すべて私物

左上から時計回りに)
BBクリーム 0102(レタッチ)
アイブ ロウペンシル(DTRT)
アイブロウパウダー(DTRT)
(シャネル)
ノーセバム ミネラルパウダー N(イニスフリー)
ボーイ ドゥ シャネル リップボーム(シャネル)
アドバンスド スムージング コンシーラー(THREE)
コンシール バー(FIVEISM×THREE)
/すべて私物

後藤さんのポーチの中身公開!

左から)
クリアアップローション(IPSA)
コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム(コーセー)
ザタイムRアクア(IPSA)
レチノール(チューンメーカーズ)
ウィッチヘーゼルエキス(チューンメーカーズ)
VC-20 ビタミンC誘導体(チューンメーカーズ)
PH センシティブ クリーム(SAMU)
/すべて私物

左から)
BB クリーム(レタッチ)
ファンシーラー(&be)
ティンテッド モイスチャライザー ブラーリング(ローラ メルシエ)
アイブロウペンシル(RMK)
ライトリフレクティングセッティングパウダー ブレスト N(NARS)
精油カラーリップスティック( パブリック オーガニック)
メイクアップ フィックス マイクロミスト(アディクション)
/すべて私物

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「Men’s PREPPY プラス メンズヘアメイクBOOK Vol.2」)

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
この記事を書いた人

Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...