この時だけは、青を忘れてみたくなる。「リプルーグル」のスターライト 英語版

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「お気に入りのたい焼き屋で必ず頼む「空っぽ」。中身は無しで、鯛型のもちもち生地だけを堪能できます。大好き。毎回「空っぽください」って言うのも地味に楽しい」と語る編集・ソネッキがお届け!

「リプルーグル」のスターライト 英語版

先月、ヴィンテージの天球儀ライトをあと一歩のところで買い逃してからというもの、濃紺の球体から無数の小さな星型の光を放っていたライトの可愛い姿が頭からずっと離れず。その虚しさをどうにかして癒そうと、月球儀や二球儀など「球儀」と名のつく魅力的なアイテムをひたすらに探し回る日々が続いていました。

そんな時に見つけたのが、このブラックオーシャンです。ヴィンテージの地球儀を思わせるクラシックな配色とシャープな佇まい。思わず惹かれてしまう、黒い海の中から浮かび上がるカラフルな大陸の輝き。じっと見つめていると、本来の地球の色とは異なるからこそ、ついあれこれと思いを巡らせてしまいます。

諸説ありますが、人類がまだ宇宙から地球を見たことがなかった時代では、「宇宙空間の暗闇と同じように地球も黒いのでは」と考えられていたそうです。また、未知の海洋を神秘的な「黒」で表現していたという説も。ヴィンテージの地球儀に海や陸地が黒く描かれたものが多く見られるのは、そんな背景もあるみたいです。

スターライトの山脈を指先で辿ってゴツゴツとした力強い起伏を感じたり、時には少し離れたところから眺めてその静かな存在感を楽しんだりしながら、地球がまだ何色でもあった時代のことを想像するのもいいかもしれません。

“地球儀は学習用品としてではなく、家庭の装飾品としてより価値があるべきだ”という理念と、“すべての家庭に地球儀を”という大志のもと、リューサー・アーウィン・リプルーグルが1930年にアメリカのシカゴで創業した、世界最大の地球儀専門メーカー「リプルーグル」。“スターライト”という名の通り、どこまでも深く広がる漆黒の海と、星明かりに照らされたような鮮やかなカラーの陸地が生み出すコントラストが印象的だ。22,000 円(渡辺教具製作所 Tel.048-931-1899)

実用性とインテリア性を兼ね備え、世界中で愛されてきた製品。海洋部には、アメリカの国鳥である「白頭鷲」がデザインされている。

山岳部分の凹凸や海底地形の陥没を立体的に成形する「プレスクラフト製法」を世界で初めて開発。地球の地形をリアルに体感できる。

シンプルで落ち着いたデザインのシルバー台。艶のあるメタリックな質感が黒い海を美しく引き立てつつ、空間全体を引き締めてくれる。

(出典/「Lightning 2026年7月号 Vol.387」)

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