FINE CREEK & CO.|BUD HEAVY WEIGHT
無駄なディテールを極限まで排し、往年のレーシングジャケットのような佇まいを見せるBUDのエビーウェイトバージョン。ベジタブルタンニン鞣し、1.3㎜厚の上質なポーランド産の馬革を使用している。革にステーキングを施すことによって、柔軟性が増し、コシもあり、より厚みを感じられるしよおうとなっている。そのままで羽織っても十分様になるが、真冬にはインナーとして着用するのもアリ。この上からコートなどを羽織るのもいいかもしれない。17万9960円
FINE CREEK LEATHERS|HAMPTON
永遠の定番と言われるサードタイプをデザインモチーフに、ホースハイドで再構築したファインクリークレザーズの意欲作。パターンを徹底的に見直し、オリジナルの持つ野暮ったさを一切排している。特に袖の付け方はライダースを踏襲し、若干前付けになっているのが特徴。そのため、脇の下に革の余剰分が出ずに、スタイリッシュに着こなすことができる。フルベジタブルタンニン鞣し・アニリン仕上げの1.2㎜厚の馬革を採用し、着込むほどに艶やかな茶芯が出現する。18万1500円
FINE CREEK LEATHERS|TRIANGLE
ファインクリークレザーズのアイテムは、将来着込んでいった時の姿までをも考えて作っている。このトライアングルも例外ではない。1930年代のスポーツジャケットをベースに、1.8〜2.0㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣しの馬革を用い、着込むほどにうっすらと“面”で茶芯が出現するのが特徴だ。背面はヨークも設けずに贅沢な一枚革仕様。革本来のトラや血筋も楽しめ、レザーラバー垂涎の仕上がりとなっている。着込んでいくうちのどんな成長を遂げるのか、今から楽しみだ。24万2000円
【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ
TEL050-3390-2470
https://www.finecreek.jp
(出典/「Lightning 2025年2月号 Vol.370」)
Text/T.Ogawa 小川高寛
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