わがままボディな私でも着られるオックスフォードシャツが見つかった。おじさんたちよ歓喜せよ

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「青春時代からの愛用品であるオックスフォードのシャツを着たいけどわがままボディのおかでで着られないのは淋しかった。ツルシで私に合うサイズを作っているブランドは偉大だと思う」と語るライトニング編集長であり買い物番長の松島親方がお届け!

バズリクソンズのオックスフォードシャツ。

1950年代にアメリカ空軍で採用されたシャツをバズリクソンズが復刻。ミリタリーのシャツと言えば、シャンブレーやヘリンボーンのようなワークウエアで使われるような生地のシャツが多いが、これは4オンスのオックスフォード生地。ボタンダウンでなく、レギュラーカラーのオックスフォードというのも珍しい。当時のものに合わせて、裾にミルスペックが手押しでスタンプされる。1万9580円(ジャンキースペシャル TEL03-3232-0850 http://junkyspecial.com/

シャツは難しい。とても身近なアイテムだが、生地の種類、丈や袖の長さ、身頃のシルエット、襟の大きさやカタチ、さらには細かな縫製仕様やボタンやポケットなどの各ディテール、検討要素がじつに多い。フルオーダーやカスタムオーダーシステムを活用すれば、自分にピッタリのシャツには出逢えるが、一般的にそれはワイシャツの類い。カジュアルシャツじゃない。

ましてや、私の場合は極めてワガママな体型である。ツルシのシャツなんてほとんど前が閉まらん! スーツに合わせるわけじゃないので、多少はゆったりしているくらいがいい。しかし、そんなシャツはほぼ売っていない。結局、アロハシャツに逃げることになる。

月末、食事に招待された。綿のパンツに革靴を合わせてって感じのよそ行きが正解の食事会だ。しかし、シャツがない! アロハじゃ目立ちすぎる。気の利いたオックスフォードのシャツとか、感じがイイじゃないか、と思っても、サイズがない。そこに意外な救世主が登場。

「たぶん、松島さんでも行けますよ」とこのシャツを教えてくれたのは、新宿・ジャンキースペシャルのカルロス西さん。いつも的確なアドバイスをしてくれるし、合わないモノは絶対にすすめてこないので、信頼を寄せている。今回も完璧な見立て。これ、3枚くらい欲しい。

サイドのマチにセルビッジが見えることからわかるように、旧式の力織機で時間をかけて織り上げた4オンスオックスフォード生地を使っている。

ヴィンテージのアメリカ空軍の官給品と同様に、ミルスペックまで精緻に再現されている。文字の書体までこだわったハンドスタンプが一枚ずつ押される。

台襟の内側にも手押しのスタンプが再現される。しかもエアフォースマークまで。徹底的に1950年代当時の仕様を復刻している。

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年10月号 Vol.366」)

この記事を書いた人
松島親方
この記事を書いた人

松島親方

買い物番長

『Lightning』,『2nd』,『CLUTCH Magazine』男性スタイル&カルチャー誌の統括編集長。ロンドンのセレクトショップ「CLUTCH CAFE」のプロデューサーも務める。 物欲を満たすためには海をも越え、全地球規模で買い物を楽しんでいる。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...

プロの現場から支持を得るモデルが今春アップデート! アシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」の実力とは?

  • 2026.03.30

世界最古のモーターサイクルブランドとして知られるロイヤルエンフィールド。ミドルクラスで世界屈指のシェアを誇る同ブランドのメカニック、清水さんにアシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」を体験してもらった。 [caption id="attachment_894934" ali...

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

Pick Up おすすめ記事

プロの現場から支持を得るモデルが今春アップデート! アシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」の実力とは?

  • 2026.03.30

世界最古のモーターサイクルブランドとして知られるロイヤルエンフィールド。ミドルクラスで世界屈指のシェアを誇る同ブランドのメカニック、清水さんにアシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」を体験してもらった。 [caption id="attachment_894934" ali...

ワークブーツでありながら軽量で快適。“道具としてのブーツ”を極めた「SURE BOOTS」の機能美

  • 2026.03.31

言わずもがなブーツは我々にとっての必需品だ。だからこそ、多様なブランドとプロダクツが存在することは既知のことと思う。しかし、“ワークブーツ”という道具に、ここまで実直に向き合った1足が今までにあっただろうか。その気取らない美しさを見よ。 どこまでも素朴で武骨 それでいて軽量で快適 日本有数の革靴産地...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

革好き店主の本気、見せます! 「Fresno(フレズノ)」限定別注レザージャケットに注目だ

  • 2026.03.31

千葉・柏にお店を構える Fresnoは、アメカジ全般を網羅しながらも、革ジャン好きの心をくすぐる、特別なセレクトショップ。店主自らがこだわり抜いた“Fresno限定別注レザージャケット” は、このお店でしか手に入らない一着だ! 革ジャン好き、集まれ! アメカジの宝庫は柏にあり 千葉・柏に店を構えるセ...