ちょっとポップでレーシー、それでいてラグジュアリーなトヨタ・タンドラの追加パッケージが登場。北米での話ですけど。

北米マーケットでは日本の自動車メーカーも「郷に入りては……」な車種展開。日本には存在しないモデルが各メーカーからラインナップされている。そのひとつがトヨタが主に北米で展開するタンドラ。これはフルサイズの車格を持った実にアメリカンなピックアップトラック。そんなタンドラにちょいと気になるパッケージが登場。さり気ないスペシャル感がこれまたイイ感じなのだ。

TRDチューンのホットなタンドラはレースシーンをオマージュ。

今回発表されたのは2025年式タンドラの「TRDラリーパッケージ」なるもの。これが通常のタンドラとどう違うのかというと、これはトヨタのバハカリフォルニアでのレースで培った伝統をオマージュしたオフロード走破性を高めたアップデートが図られたモデルになる。

走行面では電子制御ロッキングリアディファレンシャル、マルチテレインセレクト、クロールコントロールが装備され、足周りもビルシュタイン製ショックで武装。

心臓部は389馬力のV6ツインターボエンジン(i-FORCEツインターボV6)と、437馬力のV6ツインターボのハイブリッド(i-FORCE MAXハイブリッド)をラインナップし、それぞれ組み合わされるのは10速ATという仕様。フルサイズピックアップとしては必要にして十分なパワーを誇る。

スタイリングも差別化され、ボディ各所にレッド、オレンジ、イエローの3本ストライプが入っているのが特徴。これはかつてのバハレースのレースカーを想起させるデザインとなっている。

ストリートユースはもちろん、週末にオフロードをガンガン走る趣味人にとってはこのモデルがあれば最高の遊び道具にもなってくれる。

このパッケージはTRDデザインの18インチホイールを標準装備。組み合わせるタイヤはオールテレーンタイヤになる。センターキャップに3本ストライプが入るのもアクセントになっている。

フロント、サイド、バックとさり気なく入る3本線のストライプがTRDラリーパッケージの特徴。かつてのレースシーンをオマージュした3色のラインがノスタルジックな雰囲気。あえてさり気なく入っているところに日本のわびさびを感じる。

V8エンジンの設定は無くなったけど、V6ツインターボのハイブリッドになるi-FORCE MAXは437馬力という力持ち。日本メーカー製といってもアメリカ車に引けを取らないパワーを持っている。

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...