2025年式フォードPIUが登場。ん? PIUって何だ? 説明します。

  • 2024.08.09

一般的な自動車のニュースにはなかなか出てこないネタ、しかも日本ではコア層しかいないアメリカ車のなかでもさらにコアなネタをしっかりと掘り下げてみようと、フォードのPIUの新型が発表されたぞという話題をお届け。そもそもPIUって何? という人がほとんどだと思うので、ちょっとネタにしてみようかと。じつはこれは警察車両のことである。アメリカン・ポリスカーって、幼少期からアメリカのカーチェイス映画で手に汗握っていた人には刺さるよね。というわけで現行モデルのポリスカーをちょっとだけ掘り下げてみるという話題をお届け。

屈強な男たちをさらに屈強にしてくれるフォード製ポリスカー。

小さなころから働くクルマが好きだったという人は少なくない。ピックアップトラックやクレーンなどの工事用車両を初め、パトカーなんかも憧れのクルマで、ミニカーを集めていたなんていう人も珍しくない。

大人になって映画なんかを観てアメリカンカルチャーの洗礼を受けると、今度はアメリカのパトカーがカッコよく見えたりなんかして。カーチェイス映画でいっつもクラッシュしていたけれど、アメリカのフルサイズのなんてことないセダンがパトカー仕様になると実にカッコよかったりするわけ。

ただ、アメリカで警察に供給されているクルマは実は警察車両用のスペックを持っていて、市販車とは中も外もずいぶんと違ったりするのである。

歴史的に多くの警察車両を供給しているフォードの場合、警察車両は商用の特殊車両などを主に扱うフォード・プロというセクションが生産を担当しているのだ。

そんなフォード・プロから2025年式のPIUが登場した。前置きが長くなったけど、PIUって何? というのは、これはPolice Interceptor Utility(ポリス・インターセプター・ユーティリティ)の略。要するにSUV型の警察車両(パトカー)ってことである。

ベースになっているのはフォードのベストセラーSUVであるエクスプローラー。これに特殊車両ならではの装備をインストールして警察用に仕上げている。

モデルは4WDのみというだけでなく、パワートレインも豊富で、3.3リッターV6ハイブリッド(318馬力)、3.3リッターV6ガソリンエンジン(285馬力)、3リッターV6エコブースト(400馬力)チョイスできる。

ノーマルのエクスプローラーには直列4気筒エンジンも存在するけど、パワーのあるV6エンジンのみというのが、いかにも警察車両らしい。

カーチェイスも想定してパワーのあるエンジンしか選べないのである。

おもしろいのはポリス仕様といってもボディカラーは17色からチョイスでき、内装もさすがにレザーシートは無いけれど、ファブリックとビニールレザーがチョイスできる。これも州や地域によって様々なスタイルや用途があるため。

もちろん、このクルマにご厄介になりたくはないけれど、今やSUVは警察でも当たり前の車種になっているだけでなく、ポリス仕様は市販車よりもハイパフォーマンスだということ憶えておいていただきたい。

ルーフトップ、リアウイング、リアゲートに赤と青のパトランプを装備。LEDになっているのが現代的。ホイールがブラックアウトされたスチール製なのもカッコ良く見える。

インパネの中央には縦型の12.1インチの巨大ディスプレイを標準装備(ノーマルのエクスプローラーは横型ディスプレイ)。その横にはキーボードもセットされて、まさに映画で観たパトカーの内装。無線機も標準装備だ。センターコーンソールにカップホルダーがあるのがいい。なんせアメリカの警察官にはコーヒーとドーナツがセットだろうからね。

フォード・エクスプローラーをベースにするのがインターセプター・ユーティリティ、写真左のF150ピックアップトラックをベースにするのがレスポンダーと呼ばれている。ピックアップトラックのポリスカーが存在するのがいかにもアメリカ的。

よくアメリカ映画に登場するのがフォードのフルサイズ4ドアセダンであるクラウンビクトリアをベースにしたインターセプター。これは2003年式。ポリスカーというカテゴリーでもフォードはアメリカでベストセラーを記録している。

 

 

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部