現代版チョッパーを体現できる2台のハーレー・ダビッドソン

“ザ・アメリカン”といった雰囲気のモデルに乗りたい人に刺さる2024年モデルはズバリこの2機種だろう。フロント19、リア16インチという往年の「ダイナ」や「スポーツスター」に通ずるハーレー伝統のホイールサイズを採用した「ストリートボブ114」は、王道シルエットに「エイプハンガー」ハンドルを装備し、ベーシックの良さを備えている。対して240サイズの極太リアタイヤを備えた「ブレイクアウト」は、クロム仕上げの美しいエンジンに21インチの大径フロントタイヤ、そして「ドラッグバー」と呼ばれる一文字形状のハンドルを備えたカスタム色の強いスタイル。チョッパー的なモデルに乗りたいなら見逃せない2機種を乗り比べてみた!

すべてにおいてベーシック、バランスに優れた誰もが楽しめる乗り味

軽い車体と太すぎないリアタイヤによるニュートラルでヒラヒラ曲がれる軽快な操縦性、そしてほどほどにトルクフルな114エンジンの組み合わせは楽しいのひと言。街中を走るのならコレが最もバランスがいいかも。

STREET BOB 114

270万3800円(ビリヤードグレー) 274万6700円(ビビッドブラック) 276万1000円(バハオレンジ) 276万7600円(ブルーバースト)

余計なモノをいっさい排除し、短くカットしたデザインのリアフェンダーや高さのあるエイプハンガーハンドルでストリート感あるチョッパーに仕上げたモデル。ラインナップにある「ソフテイル スタンダード」に似ているが、こちらは排気量の大きな114エンジンを搭載しているのが特徴。シンプルな装備ならではの軽い車体と大排気量エンジンのトルクフルな走りが魅力だが、ある意味、ベーシックな走りが楽しめるハーレーらしいモデルでもある。

チョッパーらしい小ぶりなタンクを装備。とはいえ、容量は13.2ℓと十分な量を確保し、航続距離を心配する必要なし。

ハンドルはチョッパーらしいエイプハンガーを採用。クランプ一体型のデジタルメーター採用で、非常にシンプルだ。

排気量1868㏄の「ミルウォーキーエイト114」を搭載。プッシュロッド以外のすべてを黒で統一し、精悍な印象だ。

短くカットしたようなデザインのリアフェンダーと、テールランプ一体型のウインカーで軽快な印象のリアまわり。

押し出しの強さはNo.1! 乗り味より最高の気分に浸りたい人向け!?

曲がることを考えていない極太タイヤだが、それでも最大限に乗りやすく調整された操縦性。ハーレーに乗っているオレ、カッコいいでしょ~という気分に浸るには最高のモデルだ。

BREAKOUT

334万1800円(ビリヤードグレー) 338万4700円(ビビッドブラック) 340万5600円(ホワイトオニックスパール、 ブルーバースト、アルパイングリーン)

リアタイヤに240㎜という極太サイズ、そしてフロントホイールに21インチの大径サイズを採用。フロントフォークを大胆に寝かせたロー&ロングなフォルムに加え、ドラッグバーハンドルや足を前方に投げ出すフォワードステップなど、カスタムマシンさながらの押しの強いルックスで日本でも高い人気を誇る。最強といえるルックスにトルクフルな117エンジンという組み合わせは、まさしくメーカーが作ったチョッパーだ。

ハンドルは幅広なドラッグバー。昨年モデルよりライザーの高さが変更されたため、ポジションは意外とキツくない。

2023年モデルから採用された排気量1923㏄の117エンジン。エアクリーナーもエルボー型の、カスタム感の強いタイプ。

240㎜と超極太サイズを採用。そのため操縦性のクセは強いのだが、この押しの強いルックスですべて許容されている。

フロントホイールはソフテイルで唯一となる21インチ径の、チョッパー王道サイズを採用。スポークが多いデザインもインパクト大。

【問い合わせ】
ハーレーダビッドソン ジャパン
https://www.harley-davidson.com
お近くの正規販売店へ

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年7月号 Vol.363」)

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