“WORN-OUT STORY” シリーズ!
ジーンズの色落ちは、まさに十人十色だ。当シリーズは、ラングラーにしかできない奥行きのある色落ち加工にフォーカスしている。平面で単一的なヴィンテージ加工ではなく、“どのような職業で、どのようなライフスタイルを送り、ラングラーのデニムを相棒として使っていたか?”というコンセプトで、架空の人物を立て、ストーリーを感じられるエイジングを体現している。今回の人物は、チョッパーに跨り、全米を回り、リアルなアメリカを写した報道カメラマンである。
1.13MWZ[WU5013-36]
1960年代後半のヴィンテージデニムを解析し、再構築したオリジナルデニムを使用。当ブランドらしい両脇が巻縫いとなった仕様で、テーパードを加えたモダンなストレートシルエットに。カメラマンゆえに膝をついた姿勢が多く、強いアタリが生まれている。またバイク乗りらしいハッキリとしたヒゲも特徴だ。2万6400円
ミリタリーとデニムに身を包み、リアルなアメリカを撮り続けた
カメラマンにとってワードローブに求めるのは、ハードユースに耐えられるヘビーデューティな作り。カウボーイたちが愛したブロークンデニムは、彼の要望にぴったりだった。トップスはスリフトで見つけたダックハンターカモ。タフでポケットの多さが気に入っている。
2.24MWZ[WU0024-36]
牛の角に引っ掛からないように、いち早くジッパーを用いたデニムジャケットを開発したラングラー。当作はそんな画期的なモデルである11MJZの後継となる。ボディには1960年代後半のヴィンテージデニムを再構築したブロークンデニムを使用。日常的にカメラを首に掛けている彼らしいアタリが特徴である。3万1900円
太めの軍チノに合わせてジャケットのシルエットを活かす
カウボーイにターゲットを絞ったラングラーは、袖が長く、タイトでも動きやすいアクションプリーツが付くシルエットなので、バイクに乗る際も快適だった。そんな美しいシルエットを活かすには、ミリタリーらしい太めのシルエットのチノパンがうってつけだったのだ。
【問い合わせ】
エドウイン・カスタマーサービス
TEL0120-008-503
https://wrangler-jeans.jp
(出典/「Lightning 2024年6月号 Vol.362」)
Text/A.Shirasaawa 白澤亜動 Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦
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