「FINE CREEK」の伝道師がおすすめを紹介。ヴィンテージライクな革もディアスキンのジャケットも気になる!

今や世界中のレザーラバーから熱い視線を注がれるファインクリークレザーズ。そんなファインクリークのレザープロダクツに惚れ込んだ男がいる。奈良のセレクトショップ・アンボイで代表を務める今西高輔。独自のセンスでコーデを構築し提案する彼のスタイルは、まさにファインクリークに“新たな命を吹き込む”伝道師。今回はそんな今西さんのおすすめモデルを見ていくことにしよう。

奈良公園の最寄駅でもある近鉄奈良駅のほど近くにあるセレクトショップ、アンボイ。決して広いとは言えない店内だが、ファインクリークやモシール、メーカーズなど代表の今西さんの審美眼で選んだアイテムが並ぶ。今西さんの特徴、それはスタイリッシュな着こなしと提案にある。彼の着こなしは、非常にシンプルながらどこか大人の色気を感じさせる。ボトムスやヘッドウエアなどのチョイスで、一見ワイルドなファインクリークの“革ジャン”を、優雅で落ち着きのある“大人の服“へと昇華させる。革ジャンに、新たな命を吹き込んでいるのだ。今西さんのセンスを慕い、多くのファンが集うアンボイ。大人のレザースタイルを目指すなら、是非彼のセンスを参考にしてもらいたい。

【おすすめ①】FINE CREEK LEATHERS/GILMOUR|圧倒的な迫力! ヴィンテージライクな革に注目。

1930年代のカーコートをデザインモチーフに、パターンを見直すことでスタイリッシュに現代に甦らせたギルモア。通常のAラインではなく、裾が若干すぼまったXラインを採用しており、スッキリ見せることに成功している。身頃により革の部位を変え、あえて不均一にしてあるため、ヴィンテージさながらの表情を見せてくれる。また1930年代当時の革の風合いを再現するため、原皮の段階から厚みのある大判の皮を選別し、元来3㎜厚の革を2㎜に割って使用。ほぼフィニッシュを施さない「素上げ」なので革本来の風合いを味わうことができる。24万3980円〜

【おすすめ②】C WORKS/LEN|特殊部隊に支給されたあのモデルがディアスキンで甦る。

ファインクリークレザーズ代表の山﨑さんが手掛けるもう一つのブランド、Cワークス。ファインクリークレザーズでは馬革を使ったアイテムのみをリリースするが、こちらではレザーだけに拘らず、自由な発想で新作を発表している。この「レン」は、米軍のモンスターパーカーをディアスキンで作り上げた意欲作。0.8㎜のフルベジタブルタンニン鞣し・芯通しのディアスキンを採用し、ハイロフトを内蔵しているため高い防寒性を誇る。30万9980円〜

【おすすめ③】C WORKS/LEA|ディアスキンとフライトジャケットは相性良し。

1950年代初頭にアメリカ空軍によって開発されたフライトジャケットの最高傑作MA-1を、ディアスキンで再構築したモデル「エル・イー・エー」。0.8㎜厚のベジタブルタンニン鞣し・芯通しのディアスキンを採用。非常にしなやかで着心地も良好だ。保温性が高く弾力性に富むハイロフトを中綿に使用することで、着用時に若干ではあるが体にかかる“圧”を感じ、体に吸い付き、革に包み込まれるような着用感を得ることができる。22万9900円〜

【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ
TEL050-3390-2470
http://www.finecreek.jp

【取材協力】
Amboy
奈良県奈良市西城戸町24番地
13時〜20時 月曜休
TEL0742-26-1556
https://route66amboy.base.shop

(出典/「Lightning 2024年6月号 Vol.362」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
この記事を書いた人

モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

Pick Up おすすめ記事

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。