クルマやバイクがあることで、夢ができたり人生が豊かになる。
ペキン沼尾(以下・ペ)/2022年から分かれていたクラブハーレーとライトニングですが、2024年2月に合流しました。その1発目の特集が「ショベルヘッド」でしたが、かなり反響がありましたね。
ポイズン雨宮(以下・ポ)/ショベルってファンが多いよね。乗っている人もそうだけど、憧れているって人も多いんじゃないかな。
ペ/確かに。それこそライトニングが創刊した1994年ごろってショベルが特に人気があったころじゃないですか?
ポ/そうそう。今でこそかなり高価になってしまったけど、当時はかなり安く手に入ったから、カスタムベースにする人が多かった。ちなみにオレのカマロも買った当時は100万円台。今じゃ考えられない金額だったよね。
ペ/旧車の価値が今と当時だとけっこう違っていたんですね。
ポ/ただ、そのころは、インチキなお店もあったのも事実。外観はきれいなんだけど、機関はテキトーなところもかなりあったと思う。安く買っても修理に倍以上かかるとかも普通だった。ちゃんとした車両を見分ける審美眼が、必要だったね。
ペ/ボクも初めて買ったスティードが速攻で壊れました。
ポ/カマロはエアコンなしでドラムブレーキだったから、それからかなりかけて直したけど、なんだかんだで20年近く乗っている。29歳の時に30歳までに夢を叶えようと買ったクルマなんだけど、もう手放せないね。
ペ/雨宮さんはやっぱりかなり昔からハーレーやアメリカ車好きだったんですか?
ポ/アメリカ車はカマロが最初。バイクは中学生のころに興味をもって、16歳でもう乗ってたよ。
ペ/早! それこそボクはライトニング創刊の1994年にちょうど13歳の中学生でしたが。そのころはバイクに乗るなんて思ってもみませんでした。免許を取ったのもクラブハーレー編集部に配属になってからなので、当時のことってあまりわからないんですが、30年前ってほかにどんなスタイルが流行ってたんですか?
ポ/やっぱりダートトラッカーだろうね。スポーツスターにアップタイプのスーパートラップのマフラーを付けて渋谷界隈を走ってる人がいたんだけど、かっこよかったな~。
ペ/そのころってスポーツスターはソリッドマウントでビッグツインはエボの時ですよね。ちょうどFXRが終わったぐらいですね。ボクの初めてのハーレーは1992年のFXRだったので。
ポ/FXRってめちゃめちゃ不人気車だった。当時はダサいって言われてたよ。
ペ/それが2000年代になると逆に人気が出始めて、いまではかなり高価。乗ると軽快だし速いし、いいバイクでしたよ。
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