【旅行・レジャー】ジェット旅客機の誕生で世界へ。異文化交流も発展。
1950年代にジェット旅客機が登場したことで航空機業界は急速に発展していく。航空会社は増え、乗客数は飛躍的に伸び、世界中を自由に往き来することができるようになり異文化交流も盛んに。かつて存在した航空会社は50社近くにもなる。
【1951年/Esquire】かつてアメリカに存在していた航空会社であるTWA(トランス・ワールド航空)。真冬でもジェット旅客機なら安全で移動が便利! と謳った広告。
【1958年/LIFE】初期の主力ジェット旅客機ダグラスDC-8。“オーロラから南十字星まで“という見出しがエモい!
【1954年/Esquire】アメリカの皮革産業協会による、空の旅はレザー製トランクに限る、と謳った広告。いつの時代も革製品は人気。
【スペースエイジ】科学技術の発展が他ジャンルにも影響を与えるように。
WW2終結後、世界は西と東に分かれ冷戦が勃発。その代理戦争がアメリカと旧ソ連による宇宙開発競争だ。それにより科学技術の発展はもちろんのこと、家電やインテリア、ファッションなど他ジャンルのデザインにまで大いなる影響を与えた。
【1969年/LIFE】アメリカNASAがアポロ11号により、世界初の月面着陸を成功させた時の記事。精細に撮影された月面の表情や月面から見た地球の姿はセンセーショナルであった。
【1957年/LIFE】旧ソ連による月面着陸ロケット開発の現状を伝えた記事。ちなみにこの年、旧ソ連は人工衛星スプートニクの打ち上げを大成功させている。
【モータリゼーション】何もかもが豪華で煌びやか。現代に通じるカルチャーも生まれた。
クルマが大衆化したと同時に、そのデザインにロケットや飛行機へのロマンが落とし込まれ、派手さを極めた時代でもある。乗り心地や空力を大衆車にも言及し、スピードを求めた若者たちによるカーレースも盛んに行われるようになった。
【1957年/LIFE】最新の1958年型インパラは、速く走っても静寂を保つということを大々的に打ち出した広告。低空で飛ぶ飛行機のような誌面デザインも当時らしい!
【1957年/LIFE】到底クルマとは思えないほど凝ったテールが目を引く、当時最新式の1958年型マーキュリーの広告。
【1959年/ LIFE】GMの大衆車ブランド『シボレー』に対抗し、クライスラーが1928年に作ったのが『プリマス』。その’59年型の広告だ。
【1959年/LIFE】ハワード・ジョンソンというレストランとモーテル(モーターロッジ)の広告。レジャーやダイナーなどにクルマで出かけるのが人気だった当時の様子が窺える。
(出典/「Lightning 2024年4月号 Vol.360」)
Text/A.Shirasawa 白澤亜動、T,Miura 三浦正行 Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦
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