ヘタウマの元祖に会いに行ったのだが──。世田谷美術館謹製、アンリ・ルソーのオリジナルグッズ

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 「異常干支って最近知ったんだけど、算命学で60種類ある干支の中でも精神面で他とは異なる個性(異常性)が出やすい干支があるそう。俺、二つもあるんだけど笑」と語るライトニング編集部のミリタリー担当・ADちゃんがお届け。

世田谷美術館謹製、アンリ・ルソーのオリジナルグッズ

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの素朴派の画家アンリ・ルソー。元祖ヘタウマの画家と評される事があるが、独特な色彩感覚とタッチは唯一無二の存在感を放つ。世田谷美術館ではアンリ・ルソーが描いた「フリュマンス・ビッシュの肖像」を金太郎飴とコラボして販売中。味は懐かしい感じのソーダ味。12粒300円(世田谷美術館 https://www.setagayaartmuseum.or.jp

Appleが提供するヘルスケアアプリ。その中の項目に「心の状態」というのがある。1日を通して心の状態を記録できるのだ。それをつけ始めてからというもの、改めてその時々に感じる喜怒哀楽を俯瞰的に分析するようになった。時には自分の中で新たな喜怒哀楽の感情が芽生えたことを新発見できたりして、思いがけず嬉しかったり、悲しかったり──。

また自分の中に沸き起こる喜怒哀楽をじっくりと考え、しっかり消化するため、本格的に1人で走る時間を作ることに決めた。初夏から晩秋にかけてはベアフットサンダルでベアフットランに挑戦しながら、初冬からはスニーカーに切り替えて、走りながら内なる自分へサイコダイビングするのだ。

なぜこんなことをしているのか? それは齢46歳になったから。日本人男性の平均寿命は81.05年(日本人女性は87.09年)なので、もう残り半分も無い。私たちは「死ぬために生き」、「生きることを完成させるために死ぬ」のだからしょうがないとはいえ、自分がその年齢になるとより感傷的なる。だからこそ日々の感情を大事にして生きたいと思ったの。所謂メメント・モリってラテン語の警句ね。

なので先日、感情に潤い与えるため世田谷美術館に行ってきた。ここの美術館はアンリ・ルソーの絵画を所蔵することで知られており、そのルソーのオリジナルグッズを販売している。という訳で今回のマストバイはこれ! 先に美術館のショップでルソー飴とかいろいろなのグッズを物色して、さぁルソーの絵画を拝見しようと思って館内を隈なく練り歩いたんだけど、なんと常設展示してないんだとか、そりゃないぜ(笑)。

金太郎飴本舗とコラボして作られたルソー飴。個体によってフリュマンズ・ビッシュの顔が全然違うのはご愛嬌。お土産に最適だ!
他にも、スケッチブック(631円)やトートバッグ(1406円)、収蔵品ハガキ(1枚150円)と、ルソーのグッズを多数販売中!
作品は常設展示じゃないなんて、半分詐欺じゃねーかと思ったり思わなかったり。なので「フリュマンズ・ビッシュの肖像」と記念撮影

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年3月号 Vol.359」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

Pick Up おすすめ記事

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。