名店「アークネッツ」が仕掛ける“黒”ミリタリーへの誘い。

ミリタリーは定番であるゆえに、意外とトレンドを反映させるのが難しいアイテムである。そんな時に注目したいのが、トレンドを発信する有名セレクトショップの別注アイテムだ。宇都宮にありながら全国規模で人気のセレクトショップ、アークネッツの別注は、男心と物欲を刺激する精悍なブラックミリタリーが揃う。

特別な色であるブラックでミリタリーを表現。

「アークネッツ」プレス・冨田好晃さん|アークネッツの名物プレスである富田さんは、バイヤーとしても一面も持ち、その審美眼にも定評がある。ゴールドウィンのジャケット7万4800円、ゴールドのスウェット3万9600円、オーベルジュのボトムス4万7300円、ダナーのブーツ3万9600円

宇都宮を拠点にし、充実したオンラインストアとSNSの発信力で全国規模となっているアークネッツ。“オンリーアーク”と銘打ち、毎シーズン、様々な人気ブランドへ別注を仕掛けている。その中にはミリタリーアイテムも多く、その内容が実に魅力的だ。

もっとも大きな特徴がブラックであること。ミリタリーにとってブラックは特別な存在だ。

近代装備になってからブラックは特殊部隊向けのアイテムが多く、第二次世界大戦やベトナム戦争などの数々の名作が生まれた時代には、存在しないカラーリング。ファッション的にもテッパンなカラーリングであり、名作ミリタリーとブラックを組み合わせることでなんとも絵になる相乗効果となる。

またミリタリーの機能美もしっかりと反映しており、現代的なスペックを持つ実力派に別注しているのも見逃せないポイントである。

物欲を刺激する〝ブラック別注〟!

アークネッツ×タイムアフタータイム×ゴールド

1950年代に実在した幻のウールメルトンを用いたスーベニアジャケットを再構築したアークネッツとタイムアフタータイムの別注モデル。両社で選び抜かれた刺繍が単色で入っている。7万9200円(ジョブ314 TEL024-947-8458)

ゴールドウィン

米軍のECWCSのゴアテックスパーカをモチーフに、GEN1とGEN2のディテールを織り交ぜたフーデッドスノージャケット。インナーダウン付きの3ウェイ仕様だ。8万5800円

ミニマルなデザインの中にミリタリーのエッセンスを落とし込んだアクトローバージャケットをタウン仕様にアレンジ。防風透湿性に優れたシェルで中綿入り。7万4800円

ワイルドシングス

米軍の近代装備の中でも評価の高いECWCSのゴアテックスパーカをベースに、ワイルドシングスのオリジナル3層生地で再構築。インナー次第で3シーズン着用可能。4万8950円

米軍のECWCSにおけるレベル5ソフトシェルジャケットをベースに、コントラクターでもあるワイルドシングスに別注。撥水加工を施したストレッチナイロンを使用。3万9600円

マーモット

ヴィンテージ市場でも人気の高いPCUレベル7モンスターパーカの中でも希少な着丈の短い仕様がモチーフ。本格派であるマーモットの生産背景で作り込んでいる。4万9500円

アブ・ガルシア

米軍のミリタリージャケットをベースに、3レイヤーの防水ストレッチ素材を落とし込んだ3レイヤークラウドライトジャケット。リラックス感あるシルエットも◎。4万8400円

【問い合わせ】
アークネッツ
028-634-1212
www.arknets.co.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...