互いの魅力を引き立てあう、レザーとシルバーの抜群の相性。

「レザーとシルバーほど、互いの魅力を引き出せる関係性はないと思うんです。自身の作ったもので、そのことを表現したいと思った時に浮かんだのが、自身の愛するモーターサイクルでした」
と語るのは、10代からバイクに乗り続ける林田さん。ネイティブアメリカンジュエリーの古典的な手法を駆使し、モダンなジュエリーを展開するラリースミスのシルバースミスでもある。
そんな林田さんがカスタムしたジャケットは、これ見よがしに派手なカスタムを施すのではなく、シンプルで奥行きのあるものばかり。ただ確実に存在感があり、革と銀の奏でる協和をうまく引き出していた。



革とシルバーの美しい調和を楽しむ。カスタム例を紹介!
ショットのポリスマンジャケット

通称サボテンタグと呼ばれる1960年代のタグが付いたショットのポリスマンジャケット。首元にさり気なくラリースミスのイーグルヘッドのピンをカスタムした。

拳銃が取り出せるようにサイドにジッパーを配した仕様になっている。
ラリースミスのディアスキンベスト

オリジナルのコンチョボタンで仕上げたラリースミスのディアスキンベスト。下にはディアホーンスミス×ハミングバーズヒルのレザージャケットをレイヤードしているのが◎

首元にはサンダーバード。2万7500円

ラリースミスのオリジナルコンチョボタンを2種類使っている。
ルイスレザーズのブラックアロー

1957年に発売されたルイスレザーズの隠れた名作ブラックアローに、大きなワンオフのピンズでカスタム。シープスキンの仕様だ。

存在感のあるピンズのセレクトが◎


あえてウエストベルトを取って、カジュアルな印象に。
【問い合わせ】
ラリースミス
TEL03-5794-3755
http://larrysmith.jp
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年11月号 Vol.355」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/N.Suzuki 鈴木規仁
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